VPSを使うにしても、1ヶ月や3ヶ月単位で契約して料金を支払うのではなく、時間単位で使った分だけ料金を支払って使いたいって思っているのではないでしょうか。
今回はそんな時間単位で使うことのできるVPSを紹介します。
- 時間単位で使えるVPSとは
- 時間単位で使えるVPS3選
時間単位でVPSを使いたいと考えている場合は参考にしてみてください。
時間単位で使えるVPSとは?
VPSを利用する際には料金を支払わないといけないけど、VPSによってはその料金体系として以下のように分かれています。
- 「1ヶ月、3ヶ月、12ヶ月いくら」のような月単位の契約形態
- 「1時間いくら」のような時間単位の契約形態
基本的には月単位の契約形態が多くて、たまに時間単位の契約形態のプランがあるところもあるっていう感じです。
時間課金の契約形態とは
時間単位の契約形態のイメージが湧かないと思うので、時間単位の契約形態プランを提供しているConoHa VPSを例にとってみましょう。
ConoHa VPSには月単位の契約プランの他に時間課金のプランがあります。
上限金額も決まっているから使い過ぎる心配もない。例えば上の画像の512MBプランを例に1ヶ月使った場合の金額を考えてみるとこんな感じ。
- 1.9円/時 × 24時間 × 30日 = 936円
上記の計算になるけど、月額上限金額は751円なので支払い金額は751円になる。
1時間単位課金なので、使った分だけのお支払いでコストを最小限に抑えます。1ヶ月ご利用いただいた場合は月額料金を超えてのご請求は発生しません。
それと時間課金の場合は、使った分だけ料金が課金されるので、使い終わった後にサーバーを削除すればそれ以降料金は発生しません。
例えば10時間だけ使って、その後にサーバーを削除すれば数十円で試すといったことができるというわけですね。
時間課金プランのデメリット
時間課金プランは使った時間分だけ支払えばいいし契約期間の縛りもないので使い勝手はいいんですが、月単位の契約形態に比べると料金はちょっと高めになります。
時間課金のプランをずっと使う場合は割高になってしまうので、使い方的には以下のような流れにするといいと思います。
- まずは時間課金で試してみる
- 良かったら月単位のプランで契約する
時間課金の場合は月単位のプランよりも少し高くなるので、時間課金のプランを利用する場合はお試しでどんなもんか試してみるっていう時に適していると思います。
単純にちょっとサーバーにプログラム突っ込んで動かしてみたい!なんて時にも時間課金のプランは使えますね。
時間課金プランのあるVPS
時間課金プランのあるVPSにはどういったものがあるのか見ていきましょう。
ConoHa VPS
さっきも例にとって書いたConoHa VPSですね。ConoHaはConoHa WINGっていうレンタルサーバーもやっているので聞いたことのある人も多いのではないかと思います。
ConoHa VPSの画面はこんな感じで時間課金プランを利用したい場合は料金タイプに時間課金を選択すればOK。
ConoHa WING使っている人なんかは同じ画面でタブ切り替えれば、VPSの設定もできるからいいかもしれません。ただConoHa VPSの管理画面重いです。
画面のローディングが遅くて、ローディングアイコンがちょっとストレスを感じるぐらい回っていたりします。料金体系的にはいいんだけど、結構ストレスだからそういった部分の使い勝手求めるなら他のVPS使った方がいいかも・・・
Webarena Indigo
Webarena Indigoは安さが評判のVPSです。料金プランはこんな感じ。
こちらもConoHa VPSと同じで月額上限が設定されていて、1時間あたりの時間課金ですね。
VPS WebARENA Indigo(Linux)は月額最大297円(税込)/1時間当たり0.49円(税込)~、初期料金・最低利用期間無しでご利用になれます。時間ごとの従量課金方式なので月の途中からご利用されても無駄なコストが発生しません。しかも、月額上限が設定されているので、長時間利用しても安心です。
とにかく安いのが良いっていう人は検討してみるといいですよ。
DNSの料金は別途かかる
大体VPSはDNS無料で使えることが多いんだけど、Webarena IndigoはDNS利用する場合は別途月額550円かかりますね。
DNSはドメイン割り当ててWebサイトやサービス運営したい人には欲しい機能だと思うので、その辺り考えるなら他のVPSを検討してもいいでしょう。
Kagoya Cloud VPS(日額)
Kagoya Cloud VPSは時間単位ではないけど日額の料金が設定されています。1時間単位が24時間単位になったイメージですね。
ちなみにKagoya Cloud VPSでも作成したインスタンス(VPSサーバー)削除すれば料金は翌日から発生しないので、安心です。
インスタンスの削除を行えば、削除日の翌日から料金は発生しません。
Kagouya Cloud VPSは料金もそれなりに安いし使い勝手もいいので結構おすすめです。
時間課金ならどのVPSを使うのがいいの?
今回紹介したVPSは以下の通り。
- ConoHa VPS・・・時間課金プランあり
- Webarena Indigo・・・時間課金プランあり
- Kagoya Cloud VPS・・・日毎の課金プランあり
正直どれでもVPSとして使えるからどれでもいいけど、強いていうなら個人的にはKagoya Cloud VPSかなあといったところです。
ConoHa VPSは管理画面重いし、Webarena Indigoは安いけどDNSが別料金でかかったりと気になるところがあるけど、Kagoya Cloud VPSはあまりそういうものを感じません。
気になったら検討してみるといいでしょう。
低価格&高性能&高機能のVPS!KAGOYA CLOUD
時間課金関係なくおすすめのVPSは?
いろんなVPS使ってきたけど、時間課金プランがなくてもいいならXserver VPSをおすすめします。
もし時間課金プランのようにちょっと試したいっていう場合は、1ヶ月の契約プランがあるからまずはそれを使って試してみるといいですよ。