
今回はDjangoをConoHa VPSにインストールするっていうことをやっていきたいと思います。Djangoの環境がVPSにほしかったり、DjangoアプリケーションをConoHa VPSで公開したい人は参考にしてみてください。
ConoHa VPSではサーバー構築時にDjangoを簡単にインストールすることができます。
ConoHa VPSと契約する
この記事ではDjangoの環境を作っていくっていうことをやっていくんだけど、使うConoHa VPSの料金プランは一番安い512MBのやつ。
安く使えていいけどプランの変更ができないから、本格的にアプリケーションを運用する場合はおすすめしないです。この512MBのプランは試してみたいとかちょっと公開したいぐらいならおすすめします。
ConoHa VPSにDjango環境を構築する方法
簡単にConoHa VPSでDjango環境を構築する方法は以下。
- 契約時にdjangoを一緒にインストールする
- 契約後にサーバーを再構築してdjangoをインストールする
コマンドを使ってDjango環境を整えるっていうこともできると思うけど、サーバーを構築する際にそういったコマンドを実行せずにDjangoを選択するだけでDjangoを入れることができる。
契約時にアプリケーションの項目でDjangoを選んでサーバー構築をするだけでいいから楽です。これは初期契約時に選ぶことができるんだけど、契約後もサーバーの再構築ができるからその際に選ぶことができる。
今回は既に契約したものを使うからサーバーの再構築をして、その際にDjangoを選択して環境を作っていきたいと思います。
新規でConoHa VPSを契約する際にはアプリケーションの項目でDjangoを選んで構築しましょう。
ConoHa VPSでサーバー再構築する
サーバーの再構築をする際にはサーバーを停止させないといけないので、シャットダウンさせます。
サーバーが停止したらネームタグの部分をクリックして、サーバー再構築を選択しよう。
そしたらアプリケーションのタブを選択してDjangoを選びます。
- rootパスワード・・・好きなパスワードを設定。
- SSH Key・・・作成したKeyがあるなら登録済みキー、ないなら新規キー登録にしておくといいです。「SSH Key」の項目で登録済みキーを選択すると、rootユーザーにこの公開鍵が設定された状態でサーバーが起動します。
サーバー再構築をクリックするとサーバーの再構築が始まる。ちょっと時間がかかるから待ちましょう。
アクセスしてDjangoアプリケーションを確認する
サーバー構築がされたら、表示されているIPアドレスをコピーしてブラウザに打ち込んでみるとDjangoの画面が表示される。
IPアドレスをブラウザに打ち込むと・・・
無事Djangoの画面が表示されました。ボタンぽちぽちしただけなのにDjangoの環境ができてしまうなんてすごいですね。
サーバーの中を覗いてみる
Djangoの画面をブラウザから見ることができたから、サーバーの中がどうなっているのかSSH接続して確かめてみます。
コンソールから中身を見ることもできるけど、分かりづらいのでSSH接続して行います。
SSH接続の際にはユーザー名やipアドレス、秘密鍵が必要だからそれぞれ確認しておきましょう。
- ユーザー名・・・作成したユーザー名、何も作成していなかったら[root]
- ipアドレス・・・Django画面を表示したipアドレス
- 秘密鍵のパス・・・ダウンロードした秘密鍵のパス
rootでアクセスするのはよくないから、ユーザーを作ってそのユーザーでログインできるようにした方がいいですが今回はrootでやります。
sshで接続すると/home/django配下にdjangoプロジェクトが作られていますね。
ボタンぽちぽちしてdjangoインストールしただけだけどここまでやってくれてdjangoの画面を表示してくれるところまでやってくれるのはありがたい。
まとめ - DjangoをConoHa VPSにインストール
ConoHa VPSでDjangoを動かすようにすることはボタンぽちぽちしてインストールできるから簡単でした。
自作のDjangoアプリケーションをデプロイしたい場合はまた色々と設定が必要になってくるけど、ここまでDjango簡単に動かせるならバチくそ難易度が高いっていうわけではなさそうですよね。
今度は作成したDjangoアプリケーションを動かすっていうことをやってみたい。