ConoHa VPSを使ってみようかと思っても、自分の作成したDjangoアプリケーション公開できるのかな?と少し不安ですよね。
そこで今回はDjango環境をConoHa VPSで作成するということをやってみたいと思います。
- ConoHa VPSでDjango環境を作成する方法
- 作成したサーバーに接続する方法
Djangoの環境がVPSにほしかったり、DjangoアプリケーションをConoHa VPSで公開したい人は参考にしてみてください。
ConoHa VPSと契約する
ConoHa VPSと契約していないともちろんサーバーを立てることはできないので、まずは申し込みからです。
VPSはAWSやGCPほど難しくなく、料金も比較的安く使うことができます。ConoHa VPSは管理画面も優しいので、なかなか悪くないです。
もしインターネットに自分のアプリケーションを簡単に公開したかったら試してみるといいでしょう。
ConoHa VPSにDjango環境を構築する方法
ConoHa VPSでDjango環境を構築する方法は大きく2つです。
- コマンドでDjango環境に必要なものをインストールして作成する
- Djangoテンプレートを使う
コマンドで作成するっていうのは、ターミナルでコマンドを使って必要なパッケージを入れていって環境構築するという方法です。言わば普通の方法。
もう一つのDjangoテンプレートを使うってうのは、ConoHa VPSに用意されている選択するだけでDjango環境を作成することのできるものです。
Djangoテンプレート
ConoHa VPSはサーバー作成時に多くのテンプレートが用意されていて、この中にDjangoもあります。
Djangoを選ぶと、Django環境が構築されたサーバーを作成することができます。このテンプレートはあくまでテンプレートだからOSなんかも決まっていてDjangoの場合だとUbuntuになります。
テンプレートを使わずにコマンドでDjango環境を構築する
テンプレートを使わずにコマンドで環境を構築していきたいなら、OSを選択すればいいです。
OSを選択した場合は、そのOSがインストールされたサーバーに色々コマンドを実行してDjango環境を構築していくことになります。
既にDjangoアプリケーションがあって、諸々のバージョンなども含めて環境を作りたい場合はテンプレートを使わずにOSだけを選んで、コマンドで環境を作るといいでしょう。
Djangoテンプレートを使ってサーバーを構築する
今回はDjangoテンプレートを選択してサーバーを作成します。
サーバー作成画面で上記のようにDjangoを選択して作成して確認してみましょう。
サーバー構築がされたら、表示されているIPアドレスをコピーしてブラウザに打ち込んでみるとDjangoの画面が表示される。
IPアドレスをブラウザに打ち込むと無事Djangoの画面が表示されました。
何もコマンドを実行せずにサーバー作成するだけでここまでできちゃうのは楽ですよね。
作成したサーバーの中を覗いてみる
Djangoの画面をブラウザから見ることができたから、サーバーの中がどうなっているのかSSH接続して確かめてみます。
コンソールから中身を見ることもできるけど、少しやりづらいのでSSH接続して行います。
$ ssh ユーザー名@ipアドレス -p 22 -i 秘密鍵のパス
SSH接続の際にはユーザー名やipアドレス、秘密鍵が必要だからそれぞれ確認しておきましょう。
- ユーザー名・・・作成したユーザー名、何も作成していなかったら[root]
- ipアドレス・・・Django画面を表示したipアドレス
- 秘密鍵のパス・・・ダウンロードした秘密鍵のパス
sshで接続すると/home/django配下にdjangoプロジェクトが作られていますね。
このsampleをいじれば画面もそれに従って変わるはずです。ちょっとDjango環境を作って試したい時に便利ですね。
まとめ - DjangoをConoHa VPSにインストール
ConoHa VPSでDocker環境を作成するっていうことを見てみたけど、今回はテンプレートを使って作成してみました。
サーバー作成画面でDjangoテンプレートを選択するだけで、Djangoを使うことのできる環境が作れるのでとても楽です。
ただ自分で1からバージョン等を気にしてDjango環境作りたいっていう場合は多いと思います。そういう場面ではテンプレートは使わずにOS選択だけして、あとはコマンドで諸々インストールして環境構築するっていうのがいいと思います。
- Djangoテンプレート・・・手っ取り早くDjango環境が欲しい人向け
- テンプレートなし・・・環境を細かく作りたい人向け
もしローカルにある自分のアプリケーションを公開したいのであれば、もろもろバージョンを合わせたいはずなのでテンプレートなしで作成するのがいいと思います。