【簡単】ConoHa VPSにLaravelをインストールする方法!

今回はConoHa VPSでLaravelをインストールするっていうことをやっていきたいと思います。コマンドを打って必要なものを入れていくのではなく、ConoHa VPSにある機能を使ってLaravelアプリケーションを動くようにしていきますよ。

ConoHa VPSと契約する

今回ConoHa VPSを使ってLaravelを扱っていくんだけど、ConoHa VPSにはいくつか料金プランがあります。料金プランによってスペックも変わってくる。

以下の記事でも書いているんだけど、この記事で使うプランは一番安い512MBのプランです。安くていいんだけど、注意点もあるから気になったら以下の記事を見てみてください。

ConoHa VPSにLaravelをインストールする方法

ConoHa VPSには簡単にLaravelをインストールしてくれる機能があるからそれを使いたいです。これから契約する場合とすでに契約している場合でちょっとやり方が変わってくる。

Laravelをインストールする方法
  • 初期契約時にアプリケーションとしてLaravelをインストールする
  • 契約後にアプリケーションとしてLaravelをインストールする

初期契約時にアプリケーションとしてLaravelをインストールするのは簡単で、イメージタイプのアプリケーションからLaravelを選択してやればいいです。

ただ今回自分の場合、すでに契約しているので契約後にインストールする方法をやっていきます。

ConoHa VPSでLaravelをインストールする方法

ConoHa VPSにはサーバーを再構築してくれる機能があるからそれを使って再度サーバーを構築します。その際にLaravelを選択してインストールする。

注意点としては再構築だから既にそのサーバーで何か運用している場合にはやめておきましょう

サーバーの再構築をする

サーバーの再構築はサーバーが停止してないとできないので、サーバーをシャットダウンします。

停止したらVPSのネームタグをクリックして、サーバー再構築を選択。

再構築するイメージを選択することができるから、アプリケーションタブからアプリケーションにLaravelを選択しよう。

  • rootパスワード・・・好きなパスワードを設定。
  • SSH Key・・・作成したKeyがあるなら登録済みキー、ないなら新規キー登録にしておくといいです。「SSH Key」の項目で登録済みキーを選択すると、rootユーザーにこの公開鍵が設定された状態でサーバーが起動します。

rootパスワードやSSH Keyの選択をして[サーバー再構築]をクリック。サーバー再構築には時間がかかるから気長に待とう。

サーバーの再構築が終わったらIPアドレスにアクセスして表示を確かめてみる。サーバーのネームタグをクリックしてVPS設定からIPアドレスをコピーしてブラウザに貼り付ける。

これをブラウザで確認してみるとLaravelの初期画面が表示されました。

SSH接続する

サーバーの中を見たいのでSSH接続して覗きます。コンソールからも見ることができるけど、使いにくいのでSSH接続して覗いてみましょう。

$ ssh ユーザー名@ipアドレス -p 22 -i 秘密鍵のパス

SSH接続の際に上の情報が必要になってくるから、それぞれ見ていきましょう。

IPアドレス

IPアドレスは先ほど確認したIPアドレス。

このIPアドレスをコピーして使えば接続できる。

SSH Key

SSH Keyは[セキュリティ→SSH Key]から取得したプライベートキー。

ダウンロードボタンを押せばプライベートキーがダウンロードされるからそれをSSH接続時に使おう。

SSH接続する

情報を取得したらSSH接続してみましょう。

$ ssh ユーザー名@ipアドレス -p 22 -i 秘密鍵のパス

ユーザー名は新たにユーザーを作成していないなら、rootユーザーしかいないと思うのでroot、ipアドレスは先ほどコピーしたもの。秘密鍵のパスは先ほどダウンロードしたプライベートキーのパスです。

接続するとこんな画面になりますね。

Laravelをサーバー構築の際に選択したからwelcome to Laravel!って書かれています。

ConoHa VPSサーバーを覗いてみる

Laravelアプリケーションのありかを知りたいですよね。まずは/etc/httpd/conf/httpd.confを見てみるとDocumentRootが "/var/www/html/laravel/public"となっています。

laravelディレクトリを見てみるとLaravelアプリケーションのファイルが作られている。このpublicフォルダがドキュメントルートとなって画面に表示されているね。

ちなみにLaravelのバージョンを確認してみると8.61.0になっていました。

Composerは2.1.8。

phpも確認してみると7.3.31(cli)ですね。

Hello Laravel!!する

せっかくだからちょっとLaravelの画面を変更してみましょう。初期画面に表示されているのはresources/views/welcome.blade.phpだからこれを少しいじります。

Hello Laravel!!と表示されるようにしてIPアドレスにアクセスしてみると良い感じに画面が変更されました。

Laravelをインストールすると/var/www/html/laravelにLaravelアプリケーションのフォルダが作れるから、ここにあるファイルをいじれば画面を変更したり処理を加えたりすることができます。

まとめ - ConoHa VPSでLaravelインストール

ConoHa VPSでLaravelをインストールするのは、サーバー構築時にアプリケーションでLaravelを選択すれば簡単に作ることができました。

後はこのインストールされたLaravelアプリケーションをいじっていけば、自分の好きなLaravelアプリケーションを作ることができるはずです。