
今回はConoHa VPSでNode.js環境を作って動かすっていうことをやっていきたいと思います。何かnode.jsを使って動かしたいものがある人は参考にしてみてください。
ConoHa VPSの一番安い512MBのプランを使っていきます。
目次
ConoHa VPSでNode.js環境を構築する
ConoHa VPSでNode.js環境を用意しようと思うんだけど、ConoHa VPSではアプリケーションを選択するだけでサーバーを構築してくれる機能があります。
サーバー構築時に選択するだけでインストールしてくれるから楽。この機能は以下の場面で使える。
- 初期契約時のサーバー構築時
- サーバー再構築時
初期契約時にOSには何を使うかっていう選択ができたりするんだけど、その際にNode.jsを選べばOK。既に契約している場合はサーバーを再構築するときに使うことができる。
今回は既に契約しているのでサーバーを再構築する際にNode.jsを選択してやっていきたいと思います。
サーバー再構築をする
これで再構築されたサーバーをSSH接続して見てみると、ちゃんとNode入っています。
npmも見てみると入っていますね。
構築されたサーバーのOSを見てみるとUbuntuのようです。
Nginxをインストールする
WebサーバーはNginxを使っていこうと思います。まずはnginxをインストール。
firewall設定
デフォルトだと80番ポートでアクセスできないからfirewaldでアクセスできるように設定します。
IPアドレスを入力してブラウザで確認
これでブラウザからIPアドレスを入力して見てみると、nginxの初期画面が表示されました。
ちなみにIPアドレスはConoHa VPSの以下の画面で見ることができます。
nginxが動いていない場合は動かして試してみましょう。
ConoHa VPSでExpressをインストールする
今回はExpressを動かしたいからexpressをインストールします。
ジェネレーターもインストールしておく。
ジェネレーターを使ってexpressのアプリを作成。
$ cd express-app
$ npm install
これでnpm startすればexpressアプリが起動します。ただConoHa VPSのIPアドレスにアクセスしても表示されないはずです。nginxの設定をちょっといじりましょう。
ConoHa VPSでExpressアプリケーションを動かす
nginxの設定を変更する
nginxの設定ファイルを追加して、Expressアプリケーションが起動したらそれを表示させるようにします。
server {
listen 80;
server_name IPアドレス;
location / {
proxy_pass http://localhost:3000;
}
}
動かすための最小限で試してみます。これでExpressアプリケーションが3000番ポートで動いたらそれを表示してくれるはず。アプリを起動してブラウザから確認する。
Expressアプリケーションのディレクトリでアプリケーションを起動。
nginxが起動していなかったら起動します。
これでIPアドレスにアクセス。するとExpressの初期画面が表示されました。
まとめ - ConoHa VPSでnode.jsをインストール
node..jsのインストールはConoHa VPSのサーバー構築時に選択するだけでできるからとても楽です。後はExpressとNginxをコマンドでインストールして動かしてみました。
動かすためだけの設定だから本当はもっと色々書く必要があるけど、node.jsを使ってアプリケーションを動かしたい人はConoHa VPSで試してみてもいいかもしれませんよ。