エックスサーバーには「新サーバー簡単移行」という機能がありますよね。今回はこの機能を使って、このブログで使っているサーバーの移行を行いたいと思います。
- エックスサーバーで旧サーバーから新サーバーへ移行してみた
- 新サーバーの確認方法
- 新サーバーへの切り替え方法
エックスサーバーでサーバー移行を行いたい方は参考にしてみてください。
エックスサーバーの新サーバー簡単移行とは
エックスサーバーの新サーバー簡単移行は旧サーバーを使っていたユーザーが使える機能で、簡単なステップで新しいサーバーに移行することができる。
「新サーバー簡単移行」機能とは、旧サーバー環境(サーバー番号がsv1~sv13000.xserver.jp)をご利用のお客様が、「データコピー」「確認」「移行」の3ステップのみでより新しいサーバー環境へ簡単に移行することができる機能です。
新サーバー環境としては以下の通り良い感じのスペックになっています。
- 高速CPUの『AMD EPYC™(コードネーム「Milan」)』を採用
- 『オールNVMe』RAID10(ストライピング+ミラーリング)構成を採用、読み込み速度が最大で14倍以上に向上
- 搭載メモリを512GBから1TBに倍増
新サーバーのスペック良い感じなので、古いサーバーを使っている自分としては移行したいです。やっていきましょう。
移行前に不要なデータベースやドメインは削除しておく
新サーバーに移行申請をする前に今は使っていないワードプレスブログやデータベースがあるなら削除しておきます。それらは移行しても仕方ないですからね。
不要なワードプレスを削除する方法は以下の記事で書いているので、よかったら参考にどうぞ。
エックスサーバーの新サーバー簡単移行で移行する
エックスサーバーの管理画面から[新サーバー簡単移行]を使っていきましょう。
データコピー申請をクリックします。
申請すると受理されました。
新サーバーへのデータコピーの開始時と完了時にメールが送られてきます。コピー完了まで時間がかかるので、しばらく待ちましょう。自分は夜中にやったんですが、申請から完了まで2時間ぐらいでした。
メールを確認する
データコピーの開始時と完了時には以下のタイトルでメールがきます。データ移行の申請をしたら確認しておくといいでしょう。
- 開始時・・・【エックスサーバー】■重要■ [新サーバー簡単移行]データコピー開始のご案内
- 完了時・・・【エックスサーバー】■重要■ [新サーバー簡単移行]データコピー完了のお知らせ
データコピー完了後新サーバーの確認を行う
エックスサーバーのhostファイルを編集して確認する方法を参考にしつつ新サーバー環境を確認します。hostファイルを編集すれば自分のパソコンからのみ新サーバーにアクセスして確認することができる。
新サーバーのIPアドレスを確認する
hostsファイルには新サーバーのIPアドレスを記述する必要があるので確認しておきます。
データコピーが完了するとエックスサーバーの管理画面から見ることができるから、コピーしておきましょう。
hostsファイルを編集する
windowsとmacでhostsファイルの場所が違うけど、自分はmacを使っているので/etc/hosts/を編集します。
Windows 10 / 8 / 7 / | C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts |
---|---|
Mac OS X | /etc/hosts/ |
$ sudo vim /etc/hosts/
IPアドレス 独自ドメイン名
これで保存してドメインにアクセスすると、新サーバーに移行されたブログを見ることができます。ちゃんと画面が表示されるか確認しておきましょう。
新サーバーに切り替える
hostsファイルを編集して確認が終わったら、新サーバーに切り替えます。エックスサーバーの管理画面からサーバー切り替えをクリック。
サーバー切り替えをするをクリックして切り替えます。
移行が完了すると移行完了と表示されましたね。
これで新サーバーへの移行が完了です。
まとめ
エックスサーバーで旧サーバーから新サーバーへ移行するっていうことをやってみたけど、難しい操作はなくてよかったです。移行は以下の流れでできました。
- 新サーバー移行の申請を行う
- メールで完了の知らせが来る
- hostsファイルを編集して移行先サーバーを確認する
- 確認してOKだったらサーバーの切り替えを行う
旧サーバーを使っている場合は新サーバーに移行する際には簡単移行の機能を使ってやると楽でいいですよ。