さくらのレンタルサーバのデメリット4選を紹介します。

さくらのレンタルサーバ使おうか考えているけど、デメリットってなんかある?

これからさくらのレンタルサーバを使おうと考えているなら、使う前にデメリットがあるなら知っておきたいですよね。

この記事では実際に使ってみた自分が感じたさくらのレンタルサーバのデメリットを書いていきます。

記事の内容
  • さくらのレンタルサーバのデメリット4選
  • それぞれの詳細

    できるだけ利用前にどんなデメリットがあるのか知っておきましょう。

    さくらのレンタルサーバのデメリットを見ていくよ。

    プラン変更はできない

    これが1、2番を争うぐらい嫌だなと思うんですが、さくらのレンタルサーバーはプランの変更をすることができません。

    さくらのレンタルサーバは、プランごとに収容サーバーが異なるため、プラン変更には現在対応できておりません。 別のプランを新規にお申込みいただき、データ等を移行していただく必要がございます。

    プラン変更したかったら別のプラン申し込んでデータ移行か。
    そうだね、なかなかしんどい。

    プラン変更をすることはできないので、別のプランを使いたいとなれば新しいプランを新たに申し込んでデータを移行する必要があります。

    データ移行のことまで考えないといけないのは嫌ですよね。

    他のレンタルサーバーは普通にプラン変更の申請すれば、自分でデータ移行する必要などない場合が多いです。

    自分でデータ移行する必要がないレンタルサーバー
    • エックスサーバー
    • ConoHa WING
    • mixhost
    • カラフルボックス
    • ・・・

    プラン変更ができないので、最初にさくらのレンタルサーバのプランを選ぶときは慎重になった方が良いですね。

    データ移行の手順

    一応データ移行の手順をざっくり書くとこんな流れになります。

    データ移行の手順
    1. 新規でプランを申し込む
    2. FTPソフトでWebサイトのデータをダウンロードする
    3. FTPソフトでダウンロードしたデータを新規で契約したサーバーにアップロードする
    4. 旧サーバーのドメイン設定を削除する
    5. ドメインの設定を新規のサーバーで行う

    管理画面に機能があって一発で全てのデータや設定を移行できるわけではないです。なので自分でデータをアップロードして設定もする必要があります。

    少しだけ知識が必要になってくるので、ハードルがありますよね。

    申込と同時にワードプレスブログの開設はできない

    さくらのレンタルサーバーには他のレンタルサーバーにあるようなWordPressクイックスタートの機能がありません。

    レンタルサーバーの中には申込と同時に必要事項を入力することでワードプレスブログも同時に開設してくれる機能があります。

    • エックスサーバーのWordPressクイックスタート
    • ConoHa WINGのかんたんセットアップ
    • MixhostのWordPressクイックスタート

    上記のレンタルサーバーであれば、申し込む際にドメインの設定やワードプレスのインストールも行ってくれるので、ワードプレスブログを作る際にはとても楽です。

    さくらのレンタルサーバにはこれがないのか。
    そうだね、ない。

    さくらのレンタルサーバでワードプレスをインストールする場合

    さくらのレンタルサーバでワードプレスをインストールしたい場合、管理画面から行うことができます。

    クイックインストールというものの中にWordPressがあるので、これを選んで必要な項目を入力すればインストールすることができます。

    インストール自体は簡単そうだね。
    そうだね、入力するだけだからね。

    インストール自体は楽だけど、独自ドメインの設定なんかもやらないといけないからそこはちょっと面倒です。

    さくらのレンタルサーバでワードプレスブログを作る方法については以下の記事で書いています。気になったら見てみてください。

    データベースの容量が少ない

    さくらのレンタルサーバではデータベースの総使用量がプランによって決まっていて、以下の通りです。

    これは1つのデータベースじゃなくて総使用量っていうのがまた厄介ですよね。

    総使用量の規定を超えると利用制限があります。

    データベース総使用量の規定を超えますと、データベースの新規作成に制限がかかります。また、弊社から対応依頼として、ご連絡をさせていただきます。
    規定値を大幅に超えている場合、データベースの利用制限をさせていただきます。

    なるほど、他のレンタルサーバだとどんな感じなんだろう?
    他だと1個当たりの制限の場合もあるね。

    ConoHa WINGとエックスサーバーのMySQL容量を見てみるとこうです。

    MySQL容量
    • ConoHa WING・・・4.5GB/1個
    • エックスサーバー・・・5GB/1個

    さくらのレンタルサーバは総使用量だったけど、上記は1個当たりです。MySQL容量に関して言えば、ConoHa WINGやエックスサーバーの方が明らかに良いですよね。

    ただワードプレスブログで記事書いていくとかならそんなにMySQLの容量は使わないはずです。

    MySQLの使用量

    例えばワードプレスブログを作ったときにMySQLの容量をどれぐらい使うのかだけど、自分がConoHa WINGで作成したブログを見てみるとこんな感じでした。

    • 約60記事のワードプレスブログ・・・50.32MB
    • 約80記事のワードプレスブログ・・・49.82MB

    (少ない記事の方が容量使っているけど、文字数の関係とかもあるはず)

    ほとんど容量使わないね。
    そうだね、そこまで気にする必要はないはず。

    たださくらのレンタルサーバの場合は1個あたりの容量じゃなくて、総使用量が決まっているのでそこは注意しておきましょう。

    ドメイン名でログイン可能なのがちょっと不安

    さくらのレンタルサーバーのログイン画面のことです。さくらのレンタルサーバのコントロールパネルのログイン画面ってこんな感じなんですよね。

    ドメイン名でログインできてしまうのある程度予測がつけやすそうなのが不安です。(なんでドメイン名でのログイン許可してるんだろうか)

    ドメイン名はさくらのレンタルサーバの初期ドメインじゃなくて追加したドメインでもログインができてしまいます。

    このドメイン運営しているのがさくらのレンタルサーバだって分かるともう怖いね。
    そうだね普通に怖い・・・

    ドメイン名が分かってしまえばブルートフォースアタックでの突破も容易になってしまうはずです。

    2段階認証を設定しよう

    コントロールパネルには2段階認証を設定することができます。以下さくらインターネットの公式ページです。

    2段階認証の設定・解除をしたい

    設定すればコントロールパネルのログインも2段階認証できたので、必ずやっておいてください。初期状態のままだと怖いです。

    まとめ

    さくらのレンタルサーバのデメリットについて書いてみましたが、今回書いた内容は以下です。

    デメリット
    • プラン変更はできない
    • 申込と同時にワードプレスブログの開設はできない
    • データベースの容量が少ない
    • ドメイン名ログインがちょっと不安

    個人的にはプラン変更ができないっていうのとドメイン名でのログインに少し不安を感じます。(2段階認証しておいてね)

    こういったデメリットも許容できるのであればさくらのレンタルサーバ使ってみてもいいでしょう。