
今回はこういった疑問を解消するためにレンタルサーバーでWebアプリケーションを公開する方法とおすすめのレンタルサーバーを紹介します。
Webアプリケーションをインターネットに公開したかったら参考にしてみてください。
- レンタルサーバーでWebアプリケーションは公開できるのか?
- Webアプリケーションを動かすならmixhostかカラフルボックスおすすめ
- レンタルサーバーでWebアプリを公開する方法
- 本格的にやるならVPSがおすすめ
いくつかのレンタルサーバーやVPSを使ってきたよ
- エックスサーバー
- ConoHa WING
- ロリポップ!
- さくらのレンタルサーバ
- mixhost
- カラフルボックス
- バリューサーバー
- コアサーバー
- ConoHa VPS
今までいくつかレンタルサーバーを使ってワードプレスをインストールしたり、LaravelやFlaskアプリを試したりしてきたのでそれらを踏まえて書いていきたいと思います。

目次
レンタルサーバーでWebアプリケーションは公開できるのか?
レンタルサーバーでWebアプリを公開することってできるの?っていう疑問だけど、一応できます。
ただレンタルサーバーはroot権限という自分でサーバーに何でもかんでもインストールすることのできる権限が付与されているわけではないので、不自由さはあります。
例えばローカルで開発していたら自由にpipなどのコマンドを使ってパッケージをインストールして使うっていうことができるけど、そういったことはできません。(自分でサーバー内に仮想環境を作ってそこにインストールして使うといったような方法があります。)
プログラミング言語は最初からインストールされている
レンタルサーバーにはいくつか種類があるけど、それぞれのレンタルサーバーには最初からプログラミング言語がインストールされているので、それらを使うことができます。
例えばエックスサーバーならPerlやPHP、Ruby、Pythonを使うことができる。
ただ使えるバージョンが決まっているから使いたいバージョンがない場合もある。でも新しいバージョンの言語を使いたいですよね。作成したアプリケーションが対応していないバージョンとかだったら大変です。
そういった例えばPythonで使いたいバージョンがない場合、エックスサーバーでFlaskアプリケーションを動かすでやっているようなminiconda環境を作って、そこにあるpythonのバージョンを使うっていうことができる。
root権限がないからちょっと面倒なことをしないといけないのがレンタルサーバーでWebアプリケーションを動かすなら面倒なところです。
高負荷な処理のものはやめよう
レンタルサーバーで何か動かそうとするとCGIを使うこともあると思います。ただレンタルサーバーで高負荷のものを使うのはやめておくのが無難です。
当サービスでは高負荷なCGIスクリプトの設置はできません。負荷の大きさ・設置数・アクセス数などから総合的に判断してご利用をお断りしたり運用方法の改善をお願いすることがあります。
共用サーバであることをご理解いただき常識的なご利用をお願いいたします。
レンタルサーバーなので自分一人で高負荷なことをするっていうことは推奨されません。もしもちゃんとした運用をしたい場合にはVPSを使うことをおすすめします。
レンタルサーバーとVPSの違いはConoHaを例にとって以下の記事で書いているので参考にしてみてください。
Webアプリケーションを動かすならmixhostかカラフルボックスおすすめ
レンタルサーバーはいくつかあるけど、Webアプリケーションを扱うならどのレンタルサーバーがいいのか?って思うと思います。
すべてのレンタルサーバーを使ったことがあるわけではないですが、個人的にはmixhostかカラフルボックス
がおすすめ。どちらもプログラムを扱うための機能があったりするんですよね。
例えばLaravelのインストールが簡単にできたりする。
それにTerminalもあるから、いちいちローカルからSSH接続してサーバーの中を覗くっていうことをしなくてもいいです。
mixhostやカラフルボックスの管理画面からTerminalから使ってサーバーの中身を確認することができるので楽ですよ。
mixhostの使い方に迷ったら
mixhostの使い方に迷ったら以下の記事でまとめているので見てみてください。

リージョン2つあって片方をバックアップ先として使えるなんてなかなかないですからね。
レンタルサーバーでWebアプリを公開する方法
ConoHa WING・エックスサーバー・mixhostでLaravelとFlask、HTML/CSS/JavaScriptを使って公開するっていうことをやってみた記事があるので紹介します。同じようなことをしたかったら参考にしてみてください。
記事内ではデータベースも使ってやっていたりするから、動くものは公開できるっていうのは分かるんじゃないかな。
Laravelアプリをレンタルサーバーで公開する
Laravelアプリの公開なんかを見てもらえると分かると思うけど、色々やることがあって面倒ですよね。公開するために色々とやることがあります。
Flaskアプリをレンタルサーバーで公開する
CGIを使ってFlaskで作成したアプリケーションを動かすっていうことをやっています。CGIファイルや.htaccessの設定をしないといけないのが面倒ですね。
HTML・CSS・JavaScriptで作成したWebアプリケーションを公開する
HTML・CSS・JavaScriptでできたサイトは作成したファイルやフォルダを適切な場所にアップロードすれば公開することができます。
データベースやバックエンドの処理が絡まない分簡単にできるのがいいですね。
Webサイトを動かすならエックスサーバー・ConoHa WINGなどがおすすめ
単純にHTML・CSS・JSで作成したバックエンドの絡まないアプリケーションを動かすならConoHa WING、エックスサーバー
がおすすめです。mixhostでもいいんだけど、ディレクトリ構造が何とも言えないのとドメインを追加すると勝手にサブドメインが作られたりして微妙です。
Webサイトの公開方法
基本的にpublic_html配下にWebサイトのファイルやフォルダをアップロードしてやればそれだけで動きます。手順としてはこんな流れ。
- レンタルサーバーのドキュメントルートを確認(大体public_html)
- ドキュメントルートにWebサイトのファイル群をアップロード(起点は大体index.html)
これはそれぞれのレンタルサーバーの使い方を確認すればすぐにできると思います。Webサイトのファイル群のアップロードはSFTP接続などを使ってサーバーにアップロードするといいでしょう。
安さを求めるならロリポップ
機能的にはエックスサーバーやConoHa WINGの方が使いやすかったりするけど、安さを求めるならロリポップ!がおすすめです。ロリポップは低価格のプランが用意されていて安く使うことができます。
本格的にWebアプリ公開をするならレンタルサーバーではなくてVPS
レンタルサーバーは静的なWebサイトやワードプレスサイトを構築するには便利なんだけど、Webアプリケーションとなるとroot権限がないのでちょっとしんどいと思います。
VPSなら自分で自由にパッケージを入れたりすることができるから、それなりの運用をするならVPSをおすすめします。
- OSの選択が可能
- プログラミング言語のインストールが自由
- パッケージやモジュールなどのインストールが自由
ただセキュリティ対策やWebサーバーの設定など全部自分でやらないといけないからそれはそれで大変な部分もある。下にConoHa VPSの記事を置いておくのでよかったら参考にしてみてください。