NovelAIで作成したイラストを配信アプリIRIAMで動かせるか実験する

NovelAI凄いけど、作成したイラスト配信で使えないかな？

そんな疑問を解消するためにこの記事ではNovelAIで作成したイラストを使用して、配信アプリで動きを試すっていうことをやってみます。

記事の内容

NovelAIでイラストを生成してIRIAMで動かしてみる
クオリティを高めて動かしてみる

イラスト生成AIで作成したAIがどのように配信アプリで使えるのか気になれば参考にしていただければと思います。

NovelAIのイラスト使えるかな。

使うアプリはIRIAM

配信することのできるアプリは他にもあるだろうけど、今回はIRIAMを使ってやっていきたいと思います。

IRIAM(イリアム) - キャラクターのライブ配信アプリ

開発元:IRIAM Inc.

無料

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IRIAMとは

IRIAMは「キャラクターのライブ配信」を楽しめるアプリでイラストをアップロードすることで、そのイラストでライブ配信できるアプリ。カメラと連動してイラストも動いてくれます。

スマホに向かって喋ったり顔を動かすとイラストも連動して動いてなかなか凄いです。

これをAIで作成したイラストでやってみようっていうのが今回の記事です。

NovelAIでイラストを生成する

まずはNovelAIでイラストを生成します。何枚か生成して試してみることにします。以下はNovelAIで生成したイラストです。

やっぱりNovelAIのクオリティ高すぎるね。

本当にね・・・

これらのNovelAIで生成した画像を使ってまずは試してみます。NovelAIについては以下の記事でも書いているので、どういう風に生成するのか気になっている方は参考にしてみてください。

NovelAIを使ってイラスト/画像を作成してみる！登録から生成方法まで紹介します。

2022.10.21

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IRIAMに生成した画像をインポートして試す

早速作成したイラストをIRIAMに取り込んでみるとこんな感じになりました。

バグっているものもあるけど、意外と動いてくれるんだね。

そうだね、目や口は動いてくれますね。

バグっているイラストはなぜこんな風になってしまったのか分からないけど、結構な確率でうまいこと動いてくれる気がします。動かす際には目や口はちゃんと大きい方が動きがちゃんと出て良いですね。

ただ画像が長方形なので、それの切れ目がくっきり出てしまっていびつな感じになっています。

表情を豊かにする

IRIAMにはバーを動かすことで目の動きやすさや笑顔の成りやすさを調整することできます。少しいじってみるとなかなか良い感じになってくれる。

背景も用意されているものから選ぶことができるから、好みのものにしてみるといいでしょう。

イラストアニメーションのクオリティを高める

生成したイラストを取り込んだだけでもちゃんと動いてくれるけど、やっぱり気になってしまう部分はあります。

気になってしまう

四角いイラストが動いているように見えてしまう
口の動きが感じられない
細かい背景が切り取られていない

確かにそのまま画像使うとちょっと見づらいかもね。

クオリティ上げていきたい。

これらを改善すればよりよいイラストの動きを実現できるはずです。

改善策

全身が写っているイラストを生成する
目や口はもう少し大きく生成する
背景を削除する

NovelAIでイラストを生成する際には口を大きくするようにし、全身が写るように生成。背景を削除すれば割と良くなる気がするのでやってみます。

イラスト制作ガイドラインを見てみる

イラスト制作ガイドラインにどんなイラストがいいのかっていうことが書かれています。

ポイント

目や口はしっかり開ける
髪の長さはバストアップまで
全身を描くのが良い

みんなの攻略まとめにも参考になりそうなことが書いてありますね。髪は体と重ならないように注意した方が良いらしい。

これなら生成する画像はショートカットの方が良さそうですね。男のイラストならそんなに気にする必要はなさそうだけど、髪が長いキャラが欲しい場合は髪の毛を後ろに流れるように生成しないといけなそうです。

これらを守りつつやっていきたいと思います。

NovelAIで全身が写っているイラストを生成する

まずは立っているイラストを生成します。そして口も空いている方が良いのでvacant mouthやbig mouthとかっていうテキストも入れて生成。（ただ後で口は自分で描くことになります。）

全身が写っているイラストが生成されたらPhotoshopで加工していきます。

Photoshopで加工する

口を大きくする

生成する際に口を開けるように指定して生成したのだけれど、これではIRIAMでうまいこと動いてくれなかったので口は自分で描くことにします。

元画像

編集後

口はもうちょっと大きくしておきました。

人物の背景を切り取る

背景もいらないので切り取っておきます。背景を切り取る作業結構面倒なので、イラストを生成する際に背景は単色の色にしておくとやりやすいですね。切り取るとこんな感じです。

生成の際にpromptで緑一色とか青一色の背景を指定しておけば結構切り取りは楽なんじゃないかな。

ポイント

Photoshopで切り取る際はクイック選択ツールとかじゃなくて、パスツール使って切り取った方がイラストは綺麗に切り取れると思います。

Photoshopを使った切り取り方法は以下の記事でやったようなことですね。ただ今回は自分でアニメーションさせるわけではないので以下でやったことより楽です。

加工したイラストをIRIAMにインポートする

切り取ったイラストをIRIAMにインポートしてみるとこんな感じになりました。

ちゃんと動いてるね。

そうだね、口周りの動きがちょっと何とも言えないけどね。

口は大きくしたつもりだったんだけど、そんなに滑らかに動いてはくれませんでした。あまりIRIAMのことを知らないのですが、現状はこういうもんなのでしょうか。

表情のパラメーターは変えつつ試してみよう

表情がどう動くかは色々いじれるバーがあるので、これらを調整しつつ最適なところに設定しておくようにしましょう。

首のかたむけやすさや口の動きやすさなど様々な項目があります。

まとめ

NovelAIで生成したイラストをIRIAMでちゃんと動いてくれるのか試してみました。結果として結構動いてくれましたね。イラスト取り込むだけで目ぱちぱちしてくれたり結構感動します。

この記事でやったこと

NovelAIで全身が写っているイラストを生成
Photoshopで口を描く
Photoshopで背景を削除する
IRIAMで加工した画像を取り込んで動かす

AIが生成したイラストでここまで動いてくれるのは凄いな・・・と思ってしまいますね。