今回はmixhostで運営しているサイトにベーシック認証をかけるっていうことをやっていきたいと思います。今回はワードプレスサイトにベーシック認証にかけるっていうことを例にやっていきますよ。
mixhostでベーシック認証をかける方法
mixhostでベーシック認証をかけるのはcPanelのディレクトリプライバシーから行うことができる。
クリックするとディレクトリが色々出てくるからここからベーシック認証をかけたいディレクトリを選択していくという流れ。
ディレクトリをクリックするとその中身のディレクトリに進むことができるから、public_htmlの中にあるディレクトリに制限をかけたかったらpublic_htmlをクリックすればOK。
ワードプレスをインストールしているなら、ワードプレス関連のフォルダがあるのが分かる。
認証をかけたいディレクトリを見つけてベーシック認証をかけていこう。
ワードプレスの管理画面にベーシック認証をかける
ワードプレスの管理画面は[ドメイン名/wp-admin]にアクセスすれば見ることができる。管理画面にベーシック認証をかけたいからwp-adminに対して認証をかけよう。wp-adminの編集をクリック。
そしたら画面を戻って、ベーシック認証のユーザー名とパスワードを設定します。
保存ボタンを押すとユーザー名とパスワードが設定されて成功表示になる。
これでワードプレスの管理画面にアクセスしてみるとユーザー名とパスワードが問われるようになりました。
設定したユーザー名とパスワードでログインすることができます。
ディレクトリを指定すれば同じ手順でベーシック認証をかけることが可能
今回はワードプレスの管理画面にベーシック認証をかけたけど、適切なディレクトリを指定してあげれば他の画面でもベーシック認証をかけることができます。ベーシック認証をかけたいディレクトリに適宜設定しておきましょう。
複数ドメイン運用の場合、初期ドメインのサイトにだけベーシック認証はかけられない？
mixhostのディレクトリ構成ってちょっと変わっていて、初期ドメインのドキュメントルートはpublic_htmlになっている。2つ目以降のドメインを追加するとその中にそのドメインのフォルダが作られるんですよね。
このフォルダ構成だと初期ドメイン全体に対してベーシック認証をかけようとするとpublic_htmlにかけることになってしまって、2つ目以降のドメインもベーシック認証が設定されてしまう。
初期ドメインのドキュメントルートがpublic_htmlで、追加するドメインがその配下に追加されてしまうことが問題だ。
これを解消するためには初期ドメインは持っておくだけにして、2つ目以降のドメインだけでサイト構築をした方がいいのかもしれない。そうすればこんなフォルダ構成になってpublic_htmlのことは気にせずドメインフォルダにそれぞれベーシック認証をかければよくなる。
--├─ドメイン1←ベーシック認証をかける
--└─ドメイン2←ベーシック認証をかける
初期ドメインのドキュメントルートを変えればいいって思うけどそれはできない。
初期ドメインにつきましては、運用上及びセキュリティ上の問題から、ドキュメントルートとしてpublic_htmlのみご設定いただける仕様となっています。アドオンドメインにつきましては、ドキュメントルートをpublic_html以下の任意のフォルダに変更可能です。
複数ドメインでベーシック認証をサイトごとにかけたいときなんかには注意しよう。
