VPSを使い始めようと思っても各社から提供されているので、どのVPSを使ったらいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は初心者にはどのVPSがおすすめなのか?ということを書いていきます。
- 初心者が選ぶVPSの基準
- 初心者におすすめのVPS
これからVPSを使おうと考えている人は参考にしてみてください。今までいろんなVPSを触ってきました。
VPSを初心者が選ぶ基準
最初にどういった基準でVPSを選んだらいいのか?ですが、単純に分かりやすく使いやすいVPSを選ぶのがいいと思います。
- VPSの管理画面が使いやすいか
- 料金が手頃か
- 目的のVPSサーバーを立てやすいか(テンプレートがあるか)
いろんな思惑はあると思いますが、まずはVPSの管理画面が使いやすいかを念頭に検討してみるのがいいです。というのも、VPSによっては「これ使いづらいだろ・・・」っていうものもあるので。
もちろん料金が手頃か、目的のVPSサーバーを立てやすいか?などもあるので少し書いていきますね。
VPSの料金は手頃なところを選ぶ
誰にとっても安いところがいいと思いますが、大体どのVPSもそこまで料金がかけ離れているということはありません。(料金の安さっていう点ならWebarena Indigoがよく見えるけど、DNSが有料だったりします)
例えばConoHa VPSの料金プランを見てみるとこんな感じですが、大体どこもこの前後ぐらいの金額です。
手頃な料金のところがいいって書いたけど、大体どこもこれぐらいなのでそんなに選びようがないです。管理画面の使い勝手などで検討するのがいいでしょう。
目的のVPSサーバーを立てやすいか(テンプレートがあるか)
これは使い手によるのですが、VPSによっては構築と同時に目的の環境を作ってくれる機能があるところもあります。
どのVPSも名称は違いますが、機能的にはVPSを立てる際にアプリケーションサーバーの構築を完了してくれるというようなものです。
- さくらのVPS・・・スタートアップスクリプト
- ConoHa VPS・・・アプリケーションテンプレート
- Xserver VPS・・・アプリイメージ
- Kagoya Cloud VPS・・・アプリケーション
例えばConoHa VPSのアプリケーションテンプレとの一部を見てみるとこんな感じです。
これはConoHa VPSのVPSを構築する画面なんだけど、Minecraftの環境が欲しかったら「Minecraft統合版」か「Minecraft JAVA版」を選べばいいし、Node.jsの環境が欲しかったら「Node.js」を選べばいいです。それだけでそれらが使える環境が作られます。
もちろんOSだけ選んでそれらは自分でコマンドを使ってインストールするっていうことも可能ですよ。
ただテンプレートを利用する場合は、用意されたものがインストールされるからバージョンも固定のものが入ります。このバージョンをインストールしたいなどがある場合は、自分でOSだけ選んでコマンドでインストールする方がいいですね。
初心者におすすめのVPS
以下のVPSならおすすめできますが、ぶっちゃけどれでもいいかなといったところ。
- さくらのVPS
- Kagoya Cloud VPS
- Xserver VPS
- (Webarena Indigo・・・DNS機能が有料なのでそれを使わないならあり。アプリケーションのテンプレートはKUSANAGIしかありません)
ConoHa VPSもこの記事の中で取り上げたけど、管理画面が重くてストレス溜まるのでおすすめしません。上に挙げたものならまあどれでもいいかな、というところなので好きなもの選んでみてください。個人的にはXserver VPSです。