そんな疑問を解消するためにこの記事ではカラフルボックスのレビューを書いていきたいと思います。
- カラフルボックスのスペック
- カラフルボックスの料金プラン
- カラフルボックスの良い点
- カラフルボックスの気になる点
- カラフルボックスがおすすめな人
これからカラフルボックスを使おうか検討している人は参考にしてみてください。
いろんなレンタルサーバーを使ってみたよ
今までいくつかのレンタルサーバーを触ってきました。
- エックスサーバー
- ConoHa WING
- ロリポップ!
- mixhost
- さくらのレンタルサーバ
カラフルボックス以外も見てきたので、それらの経験も踏まえて書いていきたいです。最初に書いてしまうとカラフルボックスはスペックや機能面を求める人にはおすすめですよ。
カラフルボックスのスペック
カラフルボックス | |
---|---|
無料独自SSL | 無料 |
データベース | MariaDB |
HTTP3 | ○ |
Webサーバー | LiteSpeed |
データベース数 | 無制限 |
マルチドメイン | 無制限 |
CRON | ○ |
自動バックアップ | ○ |
.htaccess編集 | ○ |
FTP | ○ |
SSH | ○ |
サポート | 電話・メール・チャット |
リージョン選択 | 東京/大阪 |
WebサーバーがLiteSpeed
WebサーバーにLiteSpeedが採用されているっていうのは注目すべきポイント。レンタルサーバーでよく使われているWebサーバーはNginx・Apacheなんだけど、それらと比べてみるとこんな感じでパフォーマンスが高い。
LiteSpeed WordPress is up to 12X Faster!
正直Nginxで十分かなって個人的には思っていたりもするけど、LiteSpeedが使われているのはいいなってなりますね。やっぱり少しでも良さそうなの使いたいですしね。
HTTP/3対応
カラフルボックスはどのプランでもHTTP/3に対応しています。ちなみに未対応の環境の場合はもちろんHTTP/2に切り替わります。
HTTP/3通信に未対応の環境の場合、自動でHTTP/2通信に切り替わります。
HTTP/3が使えるかどうかはユーザーの使用環境によっても変わるけど、対応しているのは魅力ですね。
リージョン選択が可能(選択しなかったリージョンはバックアップになる)
カラフルボックスは利用を始める際に東日本と西日本どちらのリージョンを使うか選択することができる。
東日本・西日本どちらを選べばいいか迷うけど、作成するサイトなどの使われるユーザーが多い方を選んだ方がいい。リージョンが近い場所にある方が時間的にも早いはずなので(わずかだろうけど)。そして選ばなかった方のリージョンはバックアップ先として使われます。
バックアップ先を物理的に離れた遠隔地に設定する”地域別”自動バックアップを無料で搭載。
申込み時に東日本リージョンのサーバーを選択すれば「大阪」に、西日本リージョンを選択すれば「東京」にバックアップデータが置かれます
これ良いですよね。東日本選択して東京のデータセンターが万が一吹っ飛んでも大阪のデータセンターが生きていれば復旧できる。
自動バックアップは14日間
カラフルボックスのバックアップは14日間保持されます。
カラフルボックスでは、全サーバープランにおいて、お客様のサーバー上のデータを1日1回、バックアップ専用サーバーに自動的にバックアップを行っており、ファイルやデータベース過去14日分のデータを保持しています。
もしもバックアップを復元したいっていう事態になったら自動バックアップからの復元方法に復元方法が掲載されているから見てみるといいですよ。
サポート面
カラフルボックスでは以下のサポートが行われています。
- お問い合わせフォーム(チケット)
- ライブチャット
- 電話サポート
- コールバック電話サポート(プラン BOX7、BOX8限定)
結構多いですよね。驚きなのが24時間電話対応していること。
お電話でのお問い合わせに関しましては、24時間承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
コールバック電話サポートっていうのは、予約すると指定した日時にスタッフから電話してくれるというもの。自分から電話したくなかったり、この時間に解決したい!っていうのがある場合はいいですね。
カラフルボックスの料金プラン
カラフルボックスの料金プランはこんな感じでBOX1~8まであります。
契約期間が長いほど月額料金も安くなりますね。もちろんグレードが上がるほどスペックは上がります。
初期費用は3ヶ月以上の契約なら無料
初期費用は3ヶ月以上の契約の場合無料です。レンタルサーバーを使う場合ってそれなりの契約期間使うことが多いから、大体の人は無料になるんじゃないかなと思います。
30日間の無料期間がある
カラフルボックスには30日間の無料期間があります。30日間って結構ありますよね、他のレンタルサーバーだと10日間や2週間ってこともあるけどこれほど無料期間とってくれるのはありがたい。
この期間中にどんなレンタルサーバーなのか使って見極めるといいでしょう。
カラフルボックスの良い点
スペックが優れている
WebサーバーがLiteSpeedだったりHTTP/3対応なのはやっぱり魅力的です。メモリやストレージに関しても良いです。
- WebサーバーがLiteSpeed
- HTTP/3対応
- メモリやストレージも良き
- 自動バックアップ機能
スペックの高いものが欲しいっていう人にはおすすめです。
プログラムチックな機能が備わっている
カラフルボックスには様々なプログラムチックな機能が備わっています。
ターミナル
わざわざSSH接続してサーバーの中身を確認しなくてもTerminalから色々確認することができます。
SSH接続しなくてもターミナルがあれば色々確認することができるから結構便利です。自作のWebサイトやプログラムを動かしたいなんていう場合にはこういう機能があると確認がしすいですよね。
各種アプリケーションのインストール機能
いろんなアプリケーションをインストールする機能が備わっていて、WordPressはもちろんLaravelやSymfonyなどもあります。
必要情報を入力するだけで簡単にインストールできて楽です。
カラフルボックスの気になる点
初心者には管理画面が使いづらい
カラフルボックスの管理画面はcPanelという管理ツールが採用されていてこんな画面です。
mixhostも同じような感じなんだけど、この管理画面初心者には結構わかりづらいと思います。機能は多くていいんだけど、どこをいじったらいいのか分かりづらさはあります。
ディレクトリ構造が分かりづらい
初期ドメインのドキュメントルートが/public_html
初期ドメインのドキュメントルートは/public_htmlになります。
/public_html/初期ドメイン名とかなら分かりやすいんだけど、そうはなりません。例えばワードプレスサイトを初期ドメインで作るとpublic_html配下にワードプレス関連のファイルが作られることになる。
使うドメインが一つならいいけど、ドメインを追加すると個人的に辛くなってきてしまう。
追加したドメインのドキュメントルートはpublic_html配下
ドメインを追加するとそのドメインのドキュメントルートはpublic_html配下になります。
まあこうなるだろうなっていう感じなんだけど、これだと初期ドメインの公開フォルダの中に別のドメインの公開フォルダがあるっていう形になって結構気持ち悪いです(自分だけかな)。
管理も面倒になるからあんまり良い気持ちはしない。。。
ドメインを追加するとサブドメインが作られる
ドメインを新たに追加すると、初期ドメインのサブドメインも作られます。
画像でいうとindigo-union.tokyoが初期ドメインで、green-wall.siteが追加したドメイン。だけどgreen-wall.indigo-union.siteっていうドメインも勝手に作られます。
mixhostも同じ感じなんだけど、cPanel採用しているとこうなってしまうのかもしれないね。
カラフルボックスはこんな人におすすめのレンタルサーバー
いくつかカラフルボックスについて書いてきたけど、おすすめできるのはこんな人です。
- スペックの高いレンタルサーバーを使いたい人
- プログラムチックな機能も欲しい人
- ディレクトリ構造やドメインの管理が分かりづらくてもいい人
ディレクトリ構造やドメインの管理が分かりづらくてもいい人っていうのは、ディレクトリ構造やドメインを追加したときの挙動が気になってしまうので。。。そういったことを気にしない人はいいでしょう。
それとやぱりスペックは他のレンタルサーバーと比べても良いと感じるので、とりあえずスペック良いのが欲しい!っていう人にはカラフルボックスはおすすめです。リージョン選択して片方をバックアップ用にしてくれるなんてなかなかないしね。
カラフルボックスでワードプレスブログを作成したい
以下の記事でカラフルボックスでワードプレスブログを作成するっていうことをやっているから、ワードプレスを使いたかったら参考にしてみてください。