ロリポップとmixhostを比較!自分はどちらを使えばいいか確認しよう!

ロリポップ!とmixhostどっちを使えばいいんだろう?

レンタルサーバー選びに悩んでいるならそういった疑問も湧くはずです。今回はそんな疑問を解消するためにロリポップ!とmixhostどちらを使えばいいのかを書いていきます。

記事の内容
  • ロリポップ!とmixhostの比較
  • ロリポップ!がおすすめな人
  • mixhostがおすすめな人

どちらも有名だし良いレンタルサーバーだけど、それぞれ使い勝手や料金プランなど異なる点もあります。どちらが自分に合っているか確認してみましょう。

 ロリポップ!とmixhostを使ってみたよ

実際にロリポップ!とmixhostを使ってワードプレスブログの公開やサイト公開をしてきたので、それらの経験も踏まえて書いていきたい所存。

この2つのレンタルサーバーで迷っているならある程度は参考になると思います。

ロリポップ!とmixhostどちらが良いか見てみよう

ロリポップ!とmixhostを料金面で比較

ロリポップ!

エコノミーライトスタンダードハイスピードエンタープライズ
1ヶ月132円/月440円/月880円/月1,320円 /月2,530円/月
3ヶ月132円/月418円/月770円/月1,210円/月2,530円/月
6ヶ月132円/月385円/月715円/月990円/月2,200円/月
12ヶ月132円/月330円/月660円/月825円/月2,200円/月
24ヶ月132円/月275円/月550円/月770円/月2,200円/月
36ヶ月99 円/月220 円/月440 円/月550 円/月2,200円/月
初期費用1,650円1,650円1,650円0円0円
ロリポップ!の場合は初期費用がかかるのもポイント。

 mixhost

スタンダードプレミアムビジネス
3ヶ月1,518円/月3,058円/月6,138円/月
6ヶ月1,298円/月2,618円/月5,258円/月
12ヶ月1,078円/月2,178円/月4,378円/月
24ヶ月1,023円/月2,068円/月4,158円/月
36ヶ月968円/月1,958円/月3,938円/月

料金の安さで考えるとロリポップ!

ロリポップ!の最大の魅力といってもいいのが価格でしょう。実用的な使い方で考えるとおすすめはスタンダードプラン以上になるけど、スタンダードプランでも月の料金は1000円を超えません。

スタンダードプラン
  • 1ヶ月・・・880円/月
  • 3ヶ月・・・770円/月
  • 6か月・・・715円/月
  • 12ヶ月・・・660円/月
  • 24ヶ月・・・550円/月
  • 36ヶ月・・・440 円/月

12ヶ月契約すれば月額660円とかなり安く使うことができる。

安さを求めるならロリポップ!が良いね

ロリポップ!とmixhostをスペックで比較

続いてそれぞれのスペックを見てみるけど、表でまとめるとこんな感じ。

ロリポップmixhost
CPU非公開Intel Xeon
SSDエコノミー:20GB
ライト:100GB
スタンダード:150GB
ハイスピード:250GB
エンタープライズ:1TB
スタンダード:300GB
プレミアム:400GB
ビジネス:500GB
無料独自SSL無料無料
データベースMySQL5.7MySQL(MariaDB)
データベース数エコノミー:0個
ライト:1個
スタンダード:50個
ハイスピード:無制限
エンタープライズ:無制限
無制限
マルチドメインエコノミー:50個
ライト:100個
スタンダード:200個
ハイスピード:無制限
エンタープライズ:無制限
無制限
CRON
ワードプレス簡単インストール機能
自動バックアップ無料自動バックアップ…ハイスピード、エンタープライズ
7世代バックアップ…全プラン
.htaccess編集
ドメイン毎のPHPバージョン切り替え可能可能
FTP
SSHスタンダードプラン以上で利用可能
サポートメール・チャット・電話メール

うん、見てもよく分からないね
だよね、気になる点を摘まんで見ていこう

ロリポップ!はデータベースの利用数がプランにより異なる

ロリポップ!はデータベースの数がプランによって違っています。データベースの数が少ないと複数サイトを運営するときなど管理がしにくいです。

ロリポップ!のデータベース数
  • エコノミー:0個
  • ライト:1個
  • スタンダード:50個
  • ハイスピード:無制限
  • エンタープライズ:無制限

料金が安いプランだと少ないから使うならスタンダードプラン以上が良いですね。ライトプランの1個でもまあいいけど、何かあった時にちょっと心許ない。

ロリポップ!はSSH接続がスタンダードプラン以上

ロリポップ!だとSSH接続がスタンダードプラン以上じゃないと使えませんSSH接続できないとなると自分のパソコンからロリポップ!に接続するのではなく、ロリポップ!の管理画面から諸々の作業をすることになります。ライトな使い方ならいいけど、ちゃんと使うなら利用できるスタンダードプラン以上が良いですね。

ロリポップ!のサポートはメール・電話・チャット対応だが

ロリポップ!のサポートはメール・電話・チャットに対応しています。(電話はスタンダードプラン以上じゃないと使えない)

サポート体制
  • メール・・・24時間
  • チャット・・・平日: 9:30〜13:00 14:00〜17:30
  • 電話(スタンダードプラン以上)・・・平日:10:00〜18:00

ただみん評を見てみるとロリポップ!のサポートの評判は良くないです。

  • ロリポップ!はサポート対応が他のレンタルサーバーでは絶対にありえないほど最悪です。とにかく、問題を解決する気が一切ありません。
  • トラブル時のマニュアルもわかりにくいところがあり、サポートにメールしましたが、失礼な返答でした。
  • どうしても分からないことがあり、状況を細かく説明して対処法をメールで求めたのですが、全く的外れな回答でした。

みん評

正直結構きついことが書かれているので、サポートに期待するのはやめましょう。mixhostはメール対応だけだけど、サポートを求めるならmixhostの方がよいと思います。

mixhostはアダルト対応

もしアダルトサイトを運用する場合にはmixhostを使うのが良いです。

日本国内において合法なアダルトサイトの運営を行う事ができます。無修正など違法性の高いサイトは運用できません。

アダルトサイトは許可されていますか?

ロリポップ!の場合はアダルトサイトの設置はできなく、アダルトサイトへのリンクも設置できません

禁止事項に記載の通り、アダルトサイトを設置いただくことはできません。また、アダルトサイトへのリンクも設置いただくことはできません。

アダルトサイトは設置できますか

ロリポップ!は下位プランへの変更はできない

ロリポップ!は下位プランへの変更ができません

ロリポップ!は下位プランへの変更はできない
  • 安いプランから高いプランへの変更・・・〇
  • 高いプランから安いプランへの変更・・・×

高いプランから安いプランへの変更ができないので、最初から高いプランで運用するのではなく迷ったら安いプランで使うのがおすすめです。高いプランへの変更はできるから、スペックが足りなくなったらその時に変更すれば良いです。

下位プランへの変更もできるレンタルサーバー
サーバーの利用期限月のみといった制約はあったりするもののエックスサーバーやConoHa WINGでは下位プランへの変更も可能です。

バックアップならmixhost

バックアップ機能
  • ロリポップ!・・・月額330円で簡単にWebサーバーとデータベースサーバーの自動バックアップが行える
  • mixhost・・・1日1度、外部のバックアップサーバーに自動的にバックアップを行っている。バックアップは過去14日間分保持。

ロリポップ!の場合、ハイスピードプラン・エンタープライズプラン限定で利用できる無料の自動バックアップ作成機能があるけど、復旧手数料が11,000円かかってしまいます。

mixhostの場合は過去14日間分保持され、任意の日付を指定して復旧させることができるから安心感があります。

mixhostのWebサーバーはLiteSpeed

ちょっと技術的なWebサーバーの話になってしまうんだけど、それぞれ使われているのはこんな感じ。

それぞれのレンタルサーバー
  • ロリポップ!・・・Apache(ハイスピードプラン・エンタープライズプランはLiteSpeed)
  • mixhost・・・LiteSpeed

そんなWebサーバーの話とか分からねえよ・・・っていうところだと思うけど、パフォーマンスを求めるならLiteSpeedが採用されているmixhostをおすすめします。

LiteSpeedのパフォーマンス

LiteSpeed WordPress is up to 12X Faster!

LiteSpeedが使われているレンタルサーバーって割と少ないからスペックを求める人は気になることでしょう。ただNginxでもいいんじゃないかな?とも個人的には思ってしまう部分もある。

ロリポップ!でもハイスピードプランならLiteSpeed使えるから、パフォーマンス求めるならハイスピードプランがいいですね。

パフォーマンス気にするならLiteSpeed採用は魅力だよね

mixhostはHTTP/3対応

これもちょっと技術的な話になってしまうんだけど、mixhostはHTTP/3対応です。

HTTP/3 とは、2015 年 5 月に規格化された HTTP/2 よりウェブサイトの表示速度をさらに高速化するための通信プロトコルのバージョンで、ネット通信の高速化とセキュリティ強化への期待から、今後ブラウザ実装が進み普及していくことが予想されます。

HTTP/3とは

ウェブサイトの表示速度を高速化する通信の仕組みのようなものなんだけど、mixhostではこのHTTP/3対応です。ただHTTP/3は使うユーザーのブラウザ環境によっても使われるかは左右されるから、レンタルサーバーで対応しているからといって力を発揮できるわけではないです。

ぶっちゃけ何言ってるか分からないけど、あって損はないやつ

個人的には現状対応してくれているのはありがたいぐらいの感覚です。きっともっとHTTP/3が普及したらブラウザや他のレンタルサーバーも対応してくるでしょうね。

ロリポップ!とmixhostを使い勝手で比較

管理画面

 ロリポップ!

 mixhost

mixhostの管理画面

デザイン面は置いておいて触りやすいのはロリポップ!。mixhostは機能が多くていろいろできる反面難しそうだと思わされてしまいます。ロリポップ!は左のサイドバーから見たいものをクリックすれば大体のことはできます。

mixhostは痒い所に手が届く

mixhostにはTerminalがあったりLaravelをインストールしたりする機能が付いています。

 Terminal

管理画面からコマンドを使ってサーバー内を確認できるから便利。

 Laravelインストール

Laravelに限らず様々なものをインストールする機能が付いている。

他にもmixhostはこういったプログラムチックな機能が搭載されているので、単にワードプレスをインストールして使うとかじゃなく自作のWebサイトを公開したいとかっていう時に便利です。特にTerminalは使いやすいですね。

今までいくつかレンタルサーバーを触ってきたけど、こういった機能はあまりないのでWebにちょっと詳しい人ならおすすめです。

ロリポップ!がおすすめな人

ロリポップ!がおすすめな人
  • 安くレンタルサーバーを使いたい人
  • 管理画面が扱いやすいほうが良い人

ロリポップ!の魅力は価格の安さです。ただ安さ故バックアップ機能が心許なかったり、データベースの数が限られていたりします。多機能さを求める人にはあまりおすすめしないけど、普通にサイト運営をする分には十分。

プランは5つあるけどスタンダードプランがおすすめです。スタンダードプランならデータベースの数が50個使えてSSH接続も可能なのでこのラインは保っておきたいです。

mixhostがおすすめな人

mixhostがおすすめな人
  • 自作サイトの公開などしたい人
  • Terminalなどプログラムチックな機能が欲しい人
  • アダルトサイトを運営したい人

mixhostは普通にワードプレスなどでサイト運営するのももちろん良いけど、自作のWebサイトを作って公開するときもTerminalから中身を簡単に確認できたりできて便利です。Laravelなどのインストール機能もあります。

ロリポップ!と比べると料金はちょっと高いけど、バックアップ機能も無料なので安心感があります。おすすめはスタンダードプランです。