
エンジニアはパソコンがあればどこでもコードを書いて仕事をすることができるからそういうこともふと思いますよね。これに関して個人的にも結構ありなんじゃないかなと思います。

今までいくつかの案件をエンジニアとしてやってきたけど、リモートのみの案件もあったしそうなればもうどこに住んでもOK。もちろん田舎でも仕事をすることができる。
今回はそんな田舎でフリーランスエンジニアをすることはどうなのか?っていうことを書いていきたい。
フリーランスエンジニアとして案件を受けてきたよ
今までフリーランスエンジニアとして案件を受けてきたので、それらの経験も踏まえて書いていきたいと思います。ちなみに自分はWeb開発だから、インフラなんかだとちょっとまた変わってくるかもしれません。

目次
フリーランスエンジニアで田舎暮らしするのはあり
これはさっきもちょろっと書いたけど、フリーランスエンジニアで田舎暮らしはありです!
というのもフリーランスエンジニアであれば、わざわざ会社に出社せずともリモートで仕事をすることができる案件もあるからです。
自分もフルリモートの案件をしていたよ
自分もフルリモートの案件をしていました。会社のメンバーと誰とも直接会うこともなく、話すのはビデオ会議やチャットツールでの会話のみです。海外に住んでいるメンバーもいたし、住んでいる場所も皆自由。
- 各々の働ける時間に働く
- やりとりはチャットやビデオ通話
インターネットさえあれば開発することができるので、普通に皆仕事していました。会社に出社しなくても仕事をすることはできるんだよ。
ちなみにこの案件は知人に紹介してもらったんだけど、今や普通にフリーランスエンジニアに案件を紹介しているサイトでもフルリモートの案件は調べれば出てきます。クラウドテックなんかはリモート案件豊富なので見てみるといいでしょう。
リモートの波は加速
リモートでの仕事はコロナの影響でさらに加速した気がしましたよね。NTTもリモートワークを基本とするっていうことでちょっと話題になっていました。

NTTがこういうことをするのはちょっと驚きだったけど、大手のグループがこんなことをするならそういう働き方は今後もっと一般的になっていくでしょう。IT分野なら会社行かなくても仕事できちゃうから尚更ですよね。
田舎暮らしの最大の利点は家賃の安さ
なんと言っても田舎暮らしの利点は家賃の安さですよね。SUUMOで長野の家賃相場を見てみるとこんな感じです。
圧倒的安さ。
東京と比べるとかなり安く感じてしまいます。東京都の家賃相場はこんな感じで安くて7万円ぐらい。

そして7,8万円家賃に払っても「なんでこんな小屋に大金を毎月払わないといけないんだ・・・」と思います。東京は家賃の割に部屋のクオリティが他と比べると低いんです。
風呂・トイレ別、洗面所独立、2階以上、コンロ2口以上などなどの条件を加えていくと、家賃もどんどん高額になってきます。田舎なら東京ほどの家賃はかかりません。
浮いた家賃分は他のことに回そう
例えば東京から田舎暮らしをすると家賃はだいぶ安くなるので、その分浮いたお金は自分の好きなことに使えます。
- 貯金
- 投資
- 趣味
- 買い物
今まで我慢していたものも気づけば買うことのできる金額になっているでしょう。住む場所を変えて生活するだけで節約することができるんです。都心に住むメリットを感じられないなら田舎に住むのは良いですよね。
田舎暮らしの魅力
自然の豊かさ
田舎は都会と比べて自然がたくさんあります。都会なんてビルばっかりで自然と触れる機会は触れようとしないとできないですからね。

もし自然が好きなら、東京や大阪などの都心部から離れてみるのもいいでしょう。海や川、森や林などの自然に触れることが田舎に住むことによって容易になります。
人の少なさ
田舎といえば人の少なさが挙げられるでしょう。東京だと街中が人混みで溢れています、土日の繁華街なんて目も当てられません。
さらにストレスの溜まるのが満員電車で、朝の通勤時間と夜の帰宅ラッシュは本当にひどいです。
朝電車に押し込められた経験ありますよね?
満員の電車に無理やり乗らないといけない時ありましたよね?

そんなことも人の少ない田舎なら無縁。あの地獄のような満員電車ともおさらばできます。というより本当にどうにかしてほしいよなあの朝の地獄の満員電車。本当にストレス値高くなると思う。
同じ家賃でも家のクオリティが上がる
家の間取り図と家賃をみてみると、東京と田舎では大きく違います。同じ家賃でも家のクオリティが段違いです。SUUMOやLIFULLなどで東京しか検索したことのない人は他の地方も検索してみてください。家のレベルが同じ家賃でもだいぶ変わってきます。
家のクオリティを上げたい人には田舎に住むのもかなりのメリットになるはずです。東京なんかだと高くて狭い最悪のパターンだけど、田舎だと安くて広いっていう最高のパターンになります。
田舎暮らしのデメリット
田舎暮らしといってもデメリットも浮かんできますよね。デメリットを許容できるかどうかも大事。ということでどんなデメリットがあるのか見ていこう。
友達とは疎遠になる
田舎に引っ越すと今遊んでいる友達とは会いづらくなります。普段休みの日なんかに遊んでいる友達はきっとある程度近くに住んでいる人ではないでしょうか。

友達がいない人にはいいけど、友達がたくさんいてその友達と遊ぶのが好きな人には疎遠になってしまうのは寂しいはずです。許容できるかできないか、自分の胸に聞いてみよう。
諸々アクセスが悪い
人が集まっている場所や多くの商品が集まっているところには行きづらくなります。東京なら大体どこでも人は多いし、それなりものもは揃っているけど、田舎だとそんなことはありません。
- 交通の便は悪くなる
- コンビニまでは遠くなる
- 移動には自転車や車が欲しくなる
ある程度の田舎に住んだことのある人ならなんとなくイメージはできますよね。
東京で電車に乗るときなんかは、時刻表見なくてもすぐに電車来るから気にしなくてもいいけど田舎だと違います。1時間に数本とかだったりするから、いちいち調べないといけない。
コンビニも遠くなるしアクセスは悪くなります。人も少ないし人の多い活気っていうのはないです。そういったことを許容できるならいいでしょう。
まずは田舎暮らしを体験してみる
田舎暮らしをしてみたいと思っても、いきなり田舎に引っ越して生活っていうのはちょっと怖いですよね。田舎は良さそうだけ、本当にやっていけるのか不安です。
なので、まずは短期間その場所で生活してみるのがいいでしょう。
自治体で1ヶ月の移住体験先を探す
もし既にこの田舎で暮らしてみたい!っていうのがある場合には、移住体験先を提供している自治体がないか探してみるといいです。

LocalOneStopなどを見てみるとそれなりに提供している自治体はあったりします。住みたい場所が決まっている場合はピンポイントで探せばいいから楽ですよね。
airbnbで田舎の宿泊先を探す
airbnbでも宿泊先を探すことができますよね。短期間体験したいなら、その場所で家を貸してくれるホストがいないか検索してみるといいです。airbnbは高いところも多いけど、探せばそれほど高くないところもあります。
マンスリーマンションもあるにはあるが・・・
田舎のマンスリーマンションもあるにはある場合もあるけど、数はかなり少ないです。なのであまり期待できない。また、ジモティーなどのサイトを見てみるのもいいでしょう。
田舎暮らしのフリーランスエンジニアは案件獲得が安定したらがお勧め
仮に田舎に移住して働くとなっても生活費はかかってきます。フリーランスエンジニアはどの場所でも働けるけど、案件の獲得や経験が安定してからをお勧めします。
というのも案件が途切れてしまったり、リモート案件が獲得できないとなると生活も困窮してしまうので。
- 既にフリーランスエンジニアで働いている
- リモートでエンジニアとして働いている
フリーランスエンジニアをやったこともないのに田舎にとりあえず移住して案件を見つけるっていうのはお勧めしません。やるならフリーランスエンジニアとして案件をこなしていたり、案件の切れ目なんかがいいでしょう。

最初フリーランスエンジニアになるとやっぱり案件獲得の流れや作業の仕方などは戸惑うはずなので。ちなみに自分がフリーランスエンジニアになった時のことは以下の記事で書いているからよかったらどうぞ。