
そんな悩みを解消するために今回は静止画をアニメーションさせる方法を書いていきたいと思う。アニメーションさせる方法はいくつかあるから、何か良さそうなものがあれば試してみてください。
- Windowsのペイント3Dで静止画をアニメーションさせる方法
- PhotoMirageで静止画をアニメーションさせる方法
- PhotoshopとAfterEffectsを使って静止画をアニメーションさせる方法

Windowsのペイント3Dで静止画をアニメーションさせる
まずはWindowsに最初から入っているペイント3Dで静止画をアニメーションさせる方法。ペイント3Dは3Dと名前のついている通り3D感のあるアニメーションを作ることができる。
ペイント3Dで作れるアニメーション例
ペイント3Dでは写真を取り込んだらそれにアニメーションを付けることができるんだけど、こういったものを作ることができる。
なかなか良い感じですよね。ペイント3Dの魅力は3D空間内にオブジェクトを配置して動かすことができる点です。オブジェクトは用意されているものを使えるからそれらをうまく配置して動かせばいいです。
ペイント3Dを使ったアニメーションの作り方は以下の記事で書いているので参考にしてみてください。
PhotoMirageで静止画をアニメーションさせる
PhotoMirageは有料のソフトなんだけど静止画にこんな風に動きを付けることができる。(海の波と空に動きを付けてみました)
静止画をアニメーションさせる方法
PhotoMirageで静止画をアニメーションさせる際には、動かしたい方向へ矢印を引っ張ってやるだけでいい。
操作は簡単で動きを止めたい部分と動かしたい部分に印をつけていけばいいだけ。書き出しは今回Gifで行っているけどmp4でもできる。
(元の静止画)
(Photomirageでアニメーション)
動きが一寸雑な部分もあるけど矢印の位置や長さを調整することで動きの感じは変えることができます。PhotoMirageはかなり簡単に動きを付けることができるから楽なんですが、有料で9000円ぐらいします。買い切りだから悪くないけど、ちょっと手を出すのに躊躇してしまうかな・・・っていうところ。

Photoshop/AfterEffectsを使って静止画をアニメーションさせる
Adobe製品であるPhotoshopとAfterEffectsを使って静止画をアニメーションさせる方法です。ちょっとした3D感のあるものを作ることができる。
- Photoshopで静止画から素材を切り取る
- 切り取った素材をAfterEffectsに取り込む
- AfterEffectsでアニメーションを付ける

Photoshopで素材を切り取る
まずはPhotoshopで静止画から素材を切り取っていきます。
この画像をPhotoshopに取り込んで鳥とポストと背景に分割します。
分割したものをそれぞれ画像として保存してAfterEffectsに取り込みましょう。
AfterEffectsで素材を動かす
AfterEffectsでさっき作成した素材を取り込みます。取り込んだらカメラも追加しましょう。
素材は3Dレイヤーにして位置を調整します。
位置を調整したらカメラのキーフレームを打って動きを調整したら完了です。
AfterEffectsでは様々なアニメーションが可能
とはいってもAfterEffectsは機能が豊富になるので様々なアニメーションを静止画に加えることが可能です。単純に一つエフェクトを加えるだけでもそれっぽい動きになってくれるからありがたい。

AfterEffectsはかなりの数のエフェクトがあってできることはかなり幅が広いです。AfterEffectsに興味のある方は以下の記事を参考にしてみてください。
Live2D
Live2Dはイラストを動かすことのできるソフト。イラストを動かす際には、動かすパーツ毎に分解してそれらのパーツに動きをつけていきます。
AfterEffectsのプラグインやPhotoshopのスクリプトもあるから、それらの扱いに慣れている人は使ってみるといいでしょう。
無料トライアル版があるよ
Live2Dには無料トライアル版があります。どんな感じか使ってみたかったらまずは無料トライアル版を使って試してみることをお勧めします。
静止画をアニメーションさせる方法まとめ
静止画をアニメーション化させるための方法を4つ見てみたけど、今回紹介した方法は以下の3つ。
- Windowsのペイント3Dで静止画をアニメーションさせる方法
- PhotoMirageで静止画をアニメーションさせる方法
- PhotoshopやAfterEffectsを使って静止画をアニメーションさせる方法
- Live2Dでイラストにアニメーションをつける
簡単なのはWindowsのペイント3DとPhotoMirageを使った方法、クオリティを求めるなら色々できるAfterEffectsを使ってみるといいでしょう。