AfterEffectsで動画編集する方法とPremiereProとの違いを紹介

動画編集を何のソフトで行おうかとAfterEffectsやPremiereProを検討している人もいるのではないだろうか。ただ違いがあまり分からないし、そもそもAfterEffectsで動画編集をすることは可能なのか?と疑問に思う人もいるだろう。

そこで今回はAfterEffectsで動画編集をする方法とPremiereProとの違いを書いていきたい。自分はどちらも使ったことがあるけど、AfterEffectsをよく使ってきました。使ってきた経験から両者のアプリで書けることを書いていきたいと思います。

AfterEffectsでも動画編集は可能

始めに書いておくとAfterEffectsでも動画編集は可能です。AfterEffectsはアニメーションを作るっていうイメージがあると思うけど、動画編集もやろうと思えばできる

AfterEffectsでもこういうのできるよ
  • 動画のカット、繋ぎこみ
  • 動画のテロップ入れ
  • 動画や写真にエフェクトを加える
  • BGMを挿入する
  • 動画を出力する

こうしてみると他の動画編集ソフトとあまり変わらないですよね。だけど他の動画編集ソフトと大きな違いがあって、それインポートした素材や作成したテキストごとにレイヤーが作られるということです。

インポートした素材ごとにレイヤーが作られる

インポートした素材ごとにレイヤーが作られるっていうのは以下のような感じで、素材をインポートするとその素材が1つのレイヤーとなって表示される。

aftereffectsのレイヤー構造

画像をインポートすればそれが1つのレイヤーとなって、BGMをインポートすればそれが1つのレイヤーとなる。これが他の動画編集ソフトとの大きな違いで、例えばPremiereProならインポートした素材や動画は連結してシーケンスに置くことができる。

PremiereProの動画編集シーケンス画面

レイヤーが素材ごとに作られないから画面は見やすいですよね。単純に動画を繋げてBGMを入れたり画像を配置する分にはAfterEffects以外の動画編集ソフトの方が見やすいはずです。ただAfterEffectsはエフェクトを組み合わせたアニメーションを作るのに向いています。

そういったAfterEffectsとPremiereの違いは後で詳しく以下書いていきます。

AfterEffectsで動画編集する

動画編集するときにすることを踏まえて書いていきたいですが、動画編集の要素は大体以下のようなことですよね。

  • 動画にテロップを入れる
  • 動画や画像を挿入する
  • BGMを入れる
  • エフェクトを入れる

これらの要素があれば動画編集をするのに困ることはないでしょう。これらのことをAfterEffectsで行う場合にどのような操作をするのか見ていきたいと思います。

テロップを入れる

Aftereffectsでテロップを入れる際にはテキストレイヤーというものを使ってテロップを作っていきます。テキストを作るレイヤーを追加するから、テロップごとにレイヤーが作られます。

AfterEffectsでテロップを入れる

こうしてテキストレイヤーが増えていってしまうけど、テロップを入れることはできる。レイヤーが多くなるのを気になってしまったら、選択したレイヤーをまとめるプリコンポーズっていう機能があります。

レイヤーが多くなってしまったらプリコンポーズして選択したレイヤーを1つにまとめるっていうとをするといいですよ。複数のレイヤーをまとめることができます。

プリコンポーズでレイヤーをまとめる

レイヤーは多くなって見にくくなってしまうからテロップメインの動画や時間の長い動画をAfterEffectsで編集するのはちょっとしんどいです。短い動画でテロップを多用しない動画ならやりやすいですね。

エフェクトを追加する

AfterEffectsではレイヤーごとにエフェクトを追加することができます。エフェクトの種類はたくさんあって、エフェクトごとにいろんな値を調整することが可能。

AfterEffectsのエフェクトはたくさんの種類がある

レイヤーごとにエフェクトは適用できるんだけど、エフェクトは何種類も多重に適用することができて適用する順番でも見え方が変わってくるから面白いです。数種類の同じエフェクトをかけたとしても順番が変われば見え方も違ってくる。

AfterEffectsの強みはエフェクトにあると思っていて、エフェクトの種類は多種多様。使いたいエフェクトがあればダウンロードして使うこともできる。エフェクト満載の素敵な1秒間を作りたいときにはAfterEffectsでアニメーションを作ることをおすすめします。

トランジションを追加する

動画や画像を組み合わせて1つの動画を作るっていうのが動画を作る時にやることですよね。その際にそれらのつなぎ目にトランジションを追加して綺麗に流れるようにしたいです。

トランジションのエフェクトもデフォルトで用意されていて、これらを適用すれば素材感の流れをスムーズにすることができる。
AfterEffectsでトランジションエフェクトを追加する

ただAfterEffectsはキーフレームを打ってエフェクトの調整をしないといけないから、他の動画編集ソフトとちょっと違います。エフェクトでできることの幅が広い代わりに自分でいろいろ調整して作っていかないといけないです。ただ慣れればAfterEffectsも使いやすいですよ。

自分動画編集するときもPremiererProではなくてAfterEffects使う場合が多いですからね。

アニメーションを作る

アニメーションを作る際にはAfterEffectsは動画編集ソフトよりもいいでしょう。数多くのエフェクトがあってイメージ通りのものを作れる確率が高いです。

キャラクターのアニメーションなんていうものも作ることができる。

AfterEffectsはいろんなエフェクトを組み合わせていろんなアニメーションを作ることができます。外部のプラグインをインストールして使うっていうこともできるから、大体作りたいものは作れるんじゃないかなと思います。

ただAfterEffectsは普通に動画編集するより難しいので、パパっとやって何かイメージ通りのアニメーションを作れるっていうものでもないです。特に最初は使い方が分からずに苦戦すると思います。

AfterEffectsとPremiereProでは何が違うのか

AfterEffectsとPremiereProは同じAdobe製品だし何が違うのだろう?と思うこともあるでしょう。そこでここでは自分が使って感じる両者の違いを書いていきたいと思う。AfterEffectsとPremiereProどちらを使えばいいか迷っているなら参考にしてみてください。

AfterEffectsはレイヤー構造

さっきも少し書いたけど、AfterEffectsの場合は素材をインポートするとそれがそのまま1つのレイヤーとなるので、動画編集しているとレイヤーの数が多くなります。

AfterEffectsのレイヤー構造

レイヤーの数が多くなってくると見るのも辛くなってくるから、AfterEffectsでテロップが多い動画や長くなる動画の編集はおすすめしないです。見づらさとレイヤーの管理が大変になってしまうので。短い動画ならありですね。5分以内の動画ならありなんじゃないかなと思います。

PremiereProだと上の動画のように素材ごとにレイヤーが作られるっていうことはないので見やすいです。下がPremierePro。

PremiereProの動画編集画面

動画やテロップを連結して置いていくことができます。

どちらも動画や画像音声を取り込んで動画を作ることはできるけど、使い方は違いますよね。PremiereProは動画が長くなってもレイヤーが上下に無限に重なって見づらくなるっていうことはないので長い動画編集でもAfterEffectsより見やすい。

カット・テロップ・BGM挿入などの普通の動画編集ならエフェクトも用意されているしPremiereProがおすすめです。

エフェクトの合成ならAfterEffects

AfterEffectsの強みはエフェクトの合成です。これはそこまで合成しているわけではないけど、画面上でなんかいろいろ動いているものをイメージしてほしいです。

AfterEffectsで作成したアニメーション

こういった動画やモーショングラフィックなど複雑な動きのあるアニメーションを作成したかったらAfterEffectsをおすすめします。キャラクターのアニメーションなんかも外部プラグイン使ってとかでできますね。

ちなみにAfterEffectsの画面はこんな感じで数多くのエフェクトが存在している。

AfterEffectsではいろんなエフェクトを使える

こうしてみると結構複雑な画面ですよね。これは選択している一つの青いレイヤーに対して左上のエフェクトが適用されているんだけど、こうしたエフェクトの適用を一つ一つのレイヤーに対して行うことができます。

それらを組み合わせて映像を作っていくのがAfterEffectsでの作業。イメージとしてはこんな感じ。

AfterEffectsのレイヤーのイメージ

エフェクトの種類はたくさんあるし、外部からインストールして使うこともできるから表現の幅は無限大です。それぞれのエフェクトで細かい値の調整もできるし、エフェクトを適用する順番によっても見え方が違ってきます。

何となくAfterEffectsなら驚くようなアニメーションを作ることができる理由が分かったでしょうか。エフェクトゴリゴリの映像を作りたいならAfterEffectsをおすすめします。

動画編集メインならPremiereProがおすすめ

一般的な動画編集をメインに行うならPremiereProをおすすめします。

  • 動画のカット・繋ぎこみ
  • テロップ入れ
  • BGM入れ
  • ゴリゴリじゃないエフェクト

こういったことをするにはPremiereProがおすすめです。動画編集においてPremiereProを使っていれば間違いない。使っている人も多いからやりたいことを調べれば出てくるだろうし、クオリティの高い動画編集ができるはずです。

もし使い方が分からなかったらYoutubeで使い方を学んだりUdemyでPremiereProの講座を買ってみるといいですよ。

エフェクトを多用した映像を作成したいならAfterEffectsがおすすめ

エフェクトを多用した映像を作りたいならAfterEffectsをおすすめします。いろんなエフェクトを組み合わせて素敵なものを作ってしまいましょう。

一応AfterEffectsでも普通の動画編集をすることもできるけど、あまりおすすめしないです。やっぱりレイヤーの数が多くなって見にくくなってしまうので。(ただ自分5分以内の短い動画ぐらいならけっこうAfterEffectsでやってしまいます。AfterEffectsの方が慣れているので。)

AfterEffectsは割と難しいです

AfterEffectsはいろんな機能があって、使いこなすのはかなり難しいです。今まで動画編集ソフトやAdobe製品を触ったことがない人は機能の多さに圧倒されると思います。

  • レイヤーの種類による違い
  • どのエフェクトでどんなことができるのか
  • それぞれのエフェクトの細かい調整
  • キーフレームの扱い
  • ・・・

ただ最初は誰しも初心者です。日々触っていくことによって素敵な映像が作れるようになるでしょう。

PremiereProとAfterEffects両方使うのもあり

この記事を見ているっていうことはどっちを使おう?って迷っている人が多いと思うけど、PremiereProとAfterEffects両方使ってしまうのもありです。

  • PremierePro・・・メインの動画編集ソフトとして使う
  • AfterEffects・・・ゴリゴリの合成映像を作るために使う

AfterEffectsで作成したものはそのままPremiereProに取り込むことができるから、AfterEffectsは手の込んだアニメーションを作るようとして使うのもありです。Adobeのコンプリートプランなら両方とも使うことができますしね。