
プログラミングしている時にさっとこのコードを試したい・・・っていう時ありますよね。でも環境構築や色々開くのは面倒、そして行き着くのがブラウザだけでコードを書いて実行できるやつ。そこで今回はオンラインで実行可能なpaiza.ioの使い方を見ていきたいと思う。
単にコードを書いて実行できるっていうのは知っていると思うけど、そんなpaiza.ioにもきっと知らない機能があるはず。使い方を知ってマスターしていこう。
paiza.ioとは
paiza.ioとはブラウザ上でコードを書いて実行することのできるwebサービス。自分のパソコンで環境構築してコードを書いて実行するのではなく、ブラウザでコードを打ってその実行結果を確認できるという便利なやつですね。以前にブラウザで使うことのできるプログラミングエディタの紹介なんてものもやったからよかったら参考にしてみてくれ。
でこのpaiza.ioなんだけど、コード作成を試してみるからコードを書いて実行することができる。コードを書く画面はこんな感じで、コードを書く部分とその出力結果を表示する部分に分かれている。コードを書き終わったら[実行]ボタンからそのコードを実行することができるよ。
それと言語の種類はこんな感じで、まあこれだけあれば大体大丈夫な気がする。
好きな言語を設定してコードを書いていこう。
paiza.ioの使い方
paiza.ioを単にコードを書いて実行して使っているっていう人も多いと思うけど、割と機能があったりするからそういったものを見ていこう。まずはエディタの設定からだ。
エディタの設定
普段VScodeやAtom、SublimeTextなどのエディタを使っているとプログラミングコードがカラフルに表示されますよね。ああいう感じにpaiza.ioでもしたい方はエディタを設定してみるといいです。右下の設定ボタンからテーマを選んで設定することができる。
いくつか試してみるとこんな感じで、良い感じになってくれる。テーマの力は偉大だ。
やっぱりコードを書くときにカラフルな方がやる気出ますもんね。自分好みの色合いのテーマに設定しておきましょう。関係ないけど、自分のおすすめのエディタはVSCodeなので検討している方は参考にしてみてください。
スケジュール実行できる
ちょっと意外なところだけで、paiza.ioにはスケジュールを設定してコードを実行する機能が備わっている。毎時間か毎日っていうのを選ぶことができる。
エディタエリア右下の アイコンをクリックすると、コードをスケジュール実行(毎時、毎日)することができます。定期的にスクレーピングなどで情報をアップデートしたり、サーバ等を監視したりすることができます。
うーんなるほど、オンラインのブラウザからサーバ等を監視っていうのはしないと思うけど、何か簡単な情報を定期的に得たいときなんかにはいいかもしれない。AWSやGCPで何らかのCron設定してっていう感覚だけど、こういうパターンもあるのか・・・
GithubGistと連携できる
GithubGistって知っていますかね?Githubと同じようなものなんだけど、コードを上げておけばそれを他のサイトに埋め込んだり、シェアすることができるといったもの。
GithubでRepositoryを探すときと同じように他の誰かが上げているコードを検索してみることもできる。
まだ使ったことのない人はGithubのYour gistsからアクセスするかGithub Gistを覗いてみよう。
でこのGithub Gistとpaiza.ioは連携することができる。paiza.ioでコードを書いて右下のボタンを押すとそれがGithubGistに表示される。
これ結構便利じゃないでしょうか。paiza.ioで実行結果は確認できるしそれが使えそうなコードだったらガンガン同期していけばGistに色んな使えそうなコードが溜まっていく。後からGist見て何かアプリケーション作るときの参考にすれば良い感じですね。
お気に入り
ログインしないと使えない機能だけど、気に入った自分や他の人のコードがあったらそれをお気に入りに追加することができる。お気に入りしたコードは[お気に入り]タブから見ることができますね。
リアルタイム共同編集機能
実験的機能なようだけど、paiza.ioにはコードをリアルタイムで編集する機能まで備わっている。右下のリアルタイムの共同編集ボタンをクリックするとリンクが生成されるから、それで共同編集者を招待っていう流れですね。
これどう書いたらいいの・・・?っていう場合に使えそうな機能ですね。paiza.ioはブラウザでさくっと試せるからそこで誰かにリモートで教えてもらうなんてことができそう。ちなみに、こういうリアルタイムの共同編集機能はAtomのTeletypeやVisualStudioCodeのVisual Studio Live Shareでもできますね。
共有と埋め込み
paiza.ioで書いたコードはこんな感じで埋め込むことができる。
やり方は簡単でコードを書いて実行したら、右下のボタンから行うことができる。ちなみにTwitterなんかに共有もできるから、Twitter活動しているならやってみてもいいかもしれない。
埋め込みの場合は、こんな風に埋め込みコードが表示されるからそれをコピーして貼り付ければいいだけ。ここでテーマの選択もできるからいいね。カラフルなやつにしよう。
APIとしてpaiza.ioを使う
paiza.ioは実はAPIとして提供されていたりする。ただサービスレベルの保証っていうのはないから、まあそこはね・・・
アプリケーションやサービスで使えるpaiza.IO APIを提供しています。無料でご自由にお試しいただけますが、アクセス数等の制限がありサービスレベルも保証しておりません。ビジネス向けの安定したサービスについては info@paiza.io まで、おおよその想定アクセス数を添えて是非お問い合わせください。
どんな感じのAPIなのかっていうとこんな感じ。Swaggerが使われていていいですね。インターフェイス仕様書から確認することができる。
実際にコードを書いてAPIのURL叩いてってやってもいいけど、せっかくSwagger使ってくれているから画面上から試してみよう。POSTのAPIを開いて試そうかな、ちょっとだけ必要なものを入力して実行しよう。
結果を見てみると200で成功したようです。
これはPOSTのAPIだけどGETのAPIが2つあるから、そっちも試してみるといいですね。paiza. ioってブラウザで実行できるのが簡単で良いところだと思うから、あんまりAPI使って・・・っていうのはしないと思うけど、まあ使いたい時に使ってみるといいかもしれない。あまり探しても使ったことのある系の記事は出てこないけど、あるにはある。
試したい人は参考にしてみてもいいかもしれないぞ。
Mecabで形態素解析する
paiza.ioにはどうやらMecabが利用可能ということで試してみたんだけど、なんかうまくいかない。
自分が間違っているのかもしれないけど、Mecab関係で失敗しておるな。そのままMecab使おうとしてちょっとやってみたけど、残念な結果になってしまった。ちなみにこれは実行するとこんな感じになる(GoogleColaboratoryでやった)。
Mecab使うまでの前準備が面倒だからそれが既にインストール済でpaiza.ioで出来たら楽だったけど、そうもいかんようだな。。。
話ちょっと変わるけど、GoogleColaboratoryもブラウザで使えるから結構便利で機械学習なんかをしたい時に結構有用。前にYoutubeの人気記事を学習させて良い感じの動画タイトルを作らせるっていうことをやったけど、それもGoogleColaboratoryでやったなあ。
他の人のコードを閲覧する
他の人の書いたコードをおすすめから見ることができるけど、これは正直数が少なすぎて使えないですね・・・
言語なしで24しかない。他の人の書いたコードを見たい時には、大人しくGithubやGithubGistで検索してやりましょう。
オンラインでコードを書くなら
ブラウザだけでコードを書いて実行できるのは便利だから、とりあえずpaiza.io使うっていうのもいいけど以下のようなサービスもおすすめです。
HTMLやCSS、Javascriptに限られるけどコードを綺麗に表示してくれてどんな結果になるのかが分かりやすいです。フロントエンドをメインでやるならきっと使ったことはあるでしょう。
バックエンドの言語でもGoならThe Go PlaygroundだったりPythonや機械学習ならColaboratoryだったり、TypescriptのPlaygroundだったり言語ごとにあったりしますね。
まとめ
paiza.ioの使い方を見て見たきたけどどうだろうか。普通にコード書いて実行するっていうことはpaiza.ioで結構やると思うけど、Github Gistと連携したりAPIとして使ったりっていうことは意外と知らなかったっていう人もいるんじゃないかなと思います。
paiza.ioはオンラインで色んな言語に対応していて使いやすいから、色んな機能があるなら使いやすいものは使いこなしていきたいよね。