【監視・・・?】顔認証の導入事例と使われ方を100か国の分析から見てみる

顔認証って日々じわじわと使われているようだけど、実際のところどうなっているのか気になりますよね。そこで今回は顔認証の技術が世界的にどれぐらい使われているのか?っていうことを見ていきたい。

いやー顔認証ってなんか怖いですよね。自分の顔がわかってしまえばそれで判定されてしまうなんてちょっと怖い。未来では顔でその人が判定されて、その人のスコアで何ができるかとか判断されてしまうのかもしれない・・・

まあ今日見ていくのは顔認証の使われ方なんだけど、ある記事を見つつやっていきたい。

Facial recognition technology (FRT): 100 countries analyzed

政府、警察、空港、学校、銀行、職場、バスや電車での顔認識技術の使用について、世界で最も人口の多い上位100か国を分析」したらしいですよ、すごいですね。これを見れば日本の顔認証が今後どうなっていくか未来が見えていく気がする。

世界的に顔認証技術はどれぐらい使われているのか

Facial recognition technology (FRT): 100 countries analyzed

この画像を見てみると何となく顔認証技術がどの国で使われているのか感じ取れる。そうだろうと思っていたけど、やっぱり中国の力はすごいですね。顔認証の改札とか今あるらしいからね。逆にアメリカってもっと使われているような感覚もあったけどそうでもないのね。ロシアもそれなりに使われているのかな。日本はまあまあ。

で、どうやらこの100か国調査の結果、顔認識の使用の証拠がなかったのは6か国だけだったようです。いやーどこの国も使われているんですね。使われ方としてはこのまとまってくれているのがわかりやすい。

  • 顔認識の使用の証拠がなかったのは6か国だけでした。しかし、これは、技術に対する厳格な法律/反対とは対照的に、予算/技術の欠如が原因である可能性があります
  • 顔認識を禁止しているのは、ベルギーとルクセンブルグの2か国だけです(後者は私たちの調査の一部ではありません)。モロッコの最近のモラトリアムは2020年12月に終了し、都市に導入されている技術の証拠はすでに現れています
  • 10政府のうち7政府が大規模にFRTを使用しています
  • 警察の70%が何らかの形のテクノロジーにアクセスできます
  • 一部の空港では、国の60%が顔認識を使用しています
  • 一部の国では、国の20%近くが顔認識を持っています
  • 国のほぼ80%が、一部の銀行/金融機関でFRTを使用しています。
  • 国の約40%が一部の職場でFRTを実施しています
  • 国の20%は一部のバスでFRTを使用していますが、30%は一部の電車/地下鉄でFRTを使用しています
  • 国の40%以上が、COVID-19の感染を追跡、監視、または削減するために、何らかの形で顔認識を使用しています。

これ見るともう完全に使われている流れですね。空港なんかだとまあ使われるかっていう感じするけど、職場とか金融機関でもそうなんだね。

ベルギーとルクセンブルグでは顔認証が禁止なのか

顔認識を禁止しているのはベルギーとルクセンブルグ!!(ベルギーでも、警察は特定の訴訟でFRTを使用することが許可されているよう

ちょっと調べてみたらEUは顔認証技術について規制案出しているみたい。

【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は21日、人工知能(AI)利用を巡るEU初の規制案を発表した。公の場で顔認証技術などを犯罪捜査に使うのを原則禁止するなどし、市民の権利保護や民主主義、安全への配慮を強める。違反すれば最大3千万ユーロ(約39億円)か、企業なら売上高の最大6%の高い方を罰金として科す。

EU、初のAI規制案

確かに顔認証技術って自分のことなんでもわかってしまいそうでちょっと怖いですもんね。。いろんな国で使われている顔認証技術だけど、こういった取り組みも必要なのかもしれない。

顔認識をよく使っている国10

顔認識が使われている国のランキングとしては大体こんな感じか。気になる点については・・・後に書いておいた。FRTっていうのは顔認証技術のことだよ。

  1. 中国・・・蘇州市はこの技術を使用して、パジャマを着て家を出た7人を公に。次に、FRTを使用してそれらを識別し、市はWeChatアカウントに画像を公開
  2. ロシア・・・ロシアの野党指導者、アレクセイ・ナワルニーの投獄をめぐるデモに先立って、FRTを通じて特定され拘束されたと噂された。
  3. アラブ首長国連邦・・・「プロセスのスピードアップ」と「不正の排除」を支援するために、多くの分野で顔認識を展開。
  4. 日本・インド・チリ・・・約1,000万人の日本人の顔画像の保存を担当する国家公安委員会(NPC)も、FRTで使用できるようにこのデータベースへのアクセスを警察に提供チリでは、市民の大多数が2022年までに顔認識を利用する電子IDカードを所有する予定。
  5. オーストラリア・ブラジル・・・Clearview(ソーシャルメディア画像を使用してデータベースを作成したことが判明)の物議を醸している顔認識技術を使用していることが明らかに。
  6. アルゼンチン・・・ブエノスアイレスでは、FRTが少年容疑者を含むデータベースにリンクされていることが報告されている。
  7. フランス・マレーシア・ハンガリー・英国・・・2020年の初めに、フランスの高等裁判所はFRTを高校で使用すべきではないとの判決を下した。
  8. メキシコ・米国・・・米国内では顔認証技術の使用が増えていますが、バスにはまだFRTがインストールされていないよう。
  9. ルーマニア・スペイン・台湾・・・ルーマニアの公共交通機関、スペインの学校、台湾のバスにはFRTがないよう。
  10. カザフスタン・スウェーデン・タイ・南アフリカ・・・スウェーデンでは、顔認識技術は学校で禁止

見ていくとどんどん怖くなってきた。これだけ使われるなら顔認証技術便利なのか・・・ただアメリカの州とかスウェーデンとか学校で禁止されていたりもうする。

NY州が「学校での顔認識技術の利用」を禁止、全米初の法律

スウェーデンこんな感じにもなっていたりするのね。

スウェーデンのデータ監視機関が警察によるClearview AI使用は違法と判断

日本でも顔認証技術は使われているよ

日本こんなことになってるじゃん。

約1,000万人の日本人の顔画像の保存を担当する国家公安委員会(NPC)も、FRTで使用できるようにこのデータベースへのアクセスを警察に提供しました。

警察が日本人の顔画像のデータベースにアクセスできるようになっているのか。調べてみると2016年だけど、顔認証システムに対する法的規制に関する意見書っていうのが出てる。何でもかんでも見れちゃ怖いなあ・・・とか思ってみてみると利用条件の限定としてこんなことが書かれているね。

④顔認証データベースに登録する顔認証データは、重大組織犯罪の前科者に限定した上、登録期間を設定し、期間経過後には直ちに消去すること。

⑤顔認証データベースの照合は、重大組織犯罪に対する具体的な捜査の必要性がある場合に限定することし、どのような方法なら許されるのか、あらかじめ法律によって条件が明示されること。

ただこれ意見書だし2016年のものだしなあ、今どうなっているんだろう。2020年の京都新聞でこんなことが書かれていますね。

全国の警察が、犯罪捜査に顔認証システムの活用を始めたことが分かった。今年3月から、犯行現場などの防犯カメラや、事件に関連する会員制交流サイト(SNS)などの顔画像を、過去に逮捕した容疑者の顔写真データベースと照合しているという。

社説:捜査に顔認証 手続きの厳格化が必要

記事内で、警察が何をやっているのか、どれだけデータを持っているのか、運用実態が分からなければ気味悪さが拭えないってあるけど、そうだよなあ。

政府も顔認証技術使っているよ

政府もまあ使っているよね。ほぼ80%が使っているということだからまあ、うん。

まとめ

顔認証技術は幅広く使われている。専門家は、世界の顔認識市場が2020年の38億ドルから2025年の85億ドルへと2倍以上になるみたいなことを予測していたりするようだから、これからはもっと使われるようになるでしょう。

怖いよ

顔認証技術ってそりゃあどの人がどんな人であるかっていうのを即座に知れて便利なんだけど、やっぱり怖いよね。懸念されているのってその人のプライバシーだったりだろうけど、きっと現状そこにそこまで目を向けられていないのかもしれない。当たり前のように顔認証されるようになって自分の情報と紐づけて何でも見ることができるようになったら自分のプライバシーってどうなるんだろうね。

今回出てきた内容は以下の記事を引用したものが多いから、こういうのに興味ある人は見てみてね。

Facial recognition technology (FRT): 100 countries analyzed

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