
今回したいのはPhotoshopの話。Photoshopも年々進化してきてどんどん便利になっているのは使っている人なら実感しているだろう。そしてそんな便利になっている中でも今回紹介したいのは、ニューラルフィルターっていう機能。
機械学習が使用された技術のようでこの威力が結構すごい。人の顔を簡単に情緒豊かに変更することができてしまう。まあ見ていきましょう。
Photoshopのニューラルフィルターとは
ニューラルフィルターはadobeのサイトを除くとこんな風に載っている。AdobeSenseiの技術を活用した機械学習を使用して・・・なんて書かれていてなんか凄そう。
ニューラルフィルターは、Photoshop 内の新しいワークスペースです。Adobe Sensei の技術を活用した機械学習を使用してわずか数クリックで難しいワークフローを大幅に削減できるフィルターのライブラリを備えています。
このニューラルフィルターを使うと笑顔でない人の画像を笑顔にしたりすることができる。笑っていないのに笑っている画像にするなんてできるの?って感じだけど、これが普通にできてしまう。Photoshopでちょっといろいろ試していこう。
Photoshopのニューラルフィルターを使ってみる
このニューラルフィルターなんだけど、結構いろんなことができたりするからちょっといろいろやってみたい。笑顔にしたり怒った顔にしたり髪の毛を増やしたりっていうことがちょっとカーソルをいじったりするだけでできてしまう。それぞれの項目で最初に元画像を載せてその次にニューラルフィルターを適用した画像を載せているよ。
人物の顔を笑顔にする
まずは人物を笑顔にしてみよう。上の写真が元画像でしたがニューラルフィルターを使って笑顔にしたもの。
スマートポートレイトの笑顔のバーをちょろっといじるだけで笑っている人の画像になってしまった。歯なんて元画像にはなかったのにそれもよい感じに作ってくれるようだ。もちろん笑顔のバーの数値次第でもっと笑顔にしたりすることもできる。
人物の顔を驚いた顔にする
今度は驚いたような顔にしてみたい。驚きっていばーを右側にもっていくとこんな感じになる。
人物の顔を怒った顔にする
笑顔にしたり驚かせたり、怒らせたりっていうのをやってみたけど、年齢や視線・髪の量・視線の向きなんかをいじったりすることもできる。それらもどうなるか見ていこう。
年を取らせる
視線をずらす
顔の向き
髪の量を増やす
複数の値をいじることもできる
いくつか見てみたけど、試したのはそれぞれ個別の値を変えるだけ。だけど、これら複数の値を組み合わせて画像を編集することができる。例えば、「この画像の表情を笑顔にして髪の量は増やして年齢やもうちょっと若くしたい」っていうときにはそれぞれの項目をいじればそれが可能。
これだけの項目をいじることができれば、けっこうなことができてしまいそう。精度も高いし流石Photoshop。
まとめ
Photoshopのニューラルフィルターすごい。ベータって書いてあるしスマートポートレイト以外はここでは試していないけど、その威力は感じ取ってもらえたんじゃないだろうか。
こういうことができるなら、ネットにある自分の画像がいつの間にか笑顔や怒っている写真になっている・・・なんてことも考えられちゃうよね。なんかもうそのうち人間の画像からその人が動いている動画なんてできてしまうんじゃないか・・恐ろしい・・・
ちなみにこのニューラルフィルターの使い方は、[フィルター→ニューラルフィルター]から使うことができるよ。Photoshop持っている人は試してみてはどうだろう。