
IFTTTが便利とかって聞いたりしても、何それ?って感じですよね。英単語並べて気取ってんじゃねえよっておもうのも分かります。でも、これ使ってみると結構便利なんですよ。使い方によってはいろんな作業を組み合わせて自動化することもできます。
この記事ではそんなIFTTTの使い方を紹介していきますよ。実際にWeb版とスマホ版でIFTTTを使って作っていくので、作り方が分からないっていう場合は参考にしてみてください。
IFTTTとは
そもそもIFTTTって何だよ?って話だけど、これは「IF This Then That」の略です。
直訳だとちょっと違うけど、「もし〇〇したら〇〇する」というように設定することができます。Webサービスやアプリ同士を連携させて、このWebサービスが〇〇したらこっちのWebサービスでは〇〇させるということができてしまう。じゃあ、どんなwebサービスやアプリを連携させて使うことができるの?っていうことだけど、これはかなりの数がある。どんなサービスがあるかみてみるとこんな感じです。
これは抜粋した一部だから他にもGmailやEvernote、OneNote、iOS Photoなどかなりたくさんのものがあります。それぞれのサービスを組み合わせて何ができるとしたらかなりの組み合わせになりますよね。ただの例だけど、イメージとしてはこんなことができますよ。
- Googleカレンダーに予定が追加されたら、iOSカレンダーにも予定を追加する
- 明日の天気予報が雨だったら、通知を送ってもらう
- 電話が取れなかったら、EverNoteに記録
ちなみにどんなことができるか見たかったら、IFTTTからExploreのページを見てみるといいですよ。検索バーにキーワードを打ち込むとどんなことができるのか他の人が作ったものが出てきます。
画像は日本語で「メール」って検索しているけど、英語で検索した方がいろんなものが出てきます。英語が読めるならそっちの方が「え、こんなことできるの?便利!」っていうものが見つかるかもしれません。
IFTTTの使い方
IFTTTはパソコンでもスマホアプリでも使うことができるから、両者の方法を書いておこうと思います。まあ、使い方はどちらもほとんど変わりません。
IFTTTの使い方 - パソコン
IFTTTはログインしないと使えないので、IFTTTのサイトを開いたらまずはログインしましょう。
AppleやGoogle、Facebookでもログインできるので、それらを使ってログインすると楽です。自分はGoogleでログインしました。ログインしたら右上のCreateをクリックしましょう。
そしたら作成画面になります。「If This」と「Then That」にアプリケーションを設定してどんな動作をさせるかを決めることができる。
GoogleカレンダーとEverNoteを連携してみる
何か作ってみないとイメージが掴めないので、サクッと何か作ってみましょう。今回はこんな感じのものを作ってみます。
- Googleカレンダーに予定が追加されたら、EverNoteにその内容のノートを追加する
まずは、IFの方をクリックしてGoogleカレンダーのtriggerを追加します。予定が追加されたらという条件にしたいので、「New event added」ですね。
これでIfの方の「Googleカレンダーに予定が追加されたら」っていうものはできました。次はそれを「EverNoteに追加する」という部分です。「Then That」をクリックしてEverNoteを追加しましょう。ノートを新しく作成したいので、「Create a note」をクリック。
ここにどんな内容でEverNoteのノートが作られるかフォーマットを決めることができるから、こういった文言にしたいっていうのがあればここでちょっと編集しておくといいですね。
EverNoteのTriggerの作成が終わったらこんな感じです。
これで作られたので、あとは試すだけです。Googleカレンダーに予定を追加して、それがEverNoteのノートに追加されるか試してみましょう。
Googleカレンダーを追加してEverNoteにノートが追加されるか試す
Googleカレンダーに適当に予定を入れてみましょう。これで保存して、EverNoteにノートが追加されていればOK。
EverNoteをみてみると追加されていますね。(フォーマットがそのままだからちょっと分かりにくけど)
あんまりなさそうだけど、カレンダーの予定をノートにも残しておきたいっていう場合は使ってみてください。
IFTTTの使い方 - スマホ
IFTTTはスマホアプリでも使うことができます。
使い方はWeb版で使うのと同じで簡単です。アプリを起動したら、「Continue」を押してログインしましょう。
「Create」を押して同じように作ることができます。「If This」「Then That」が表示されていますね。
iPhoneのカレンダーとGoogleカレンダーを同期する物でも作りましょうか。さっきパソコンでGoogleカレンダーやったから何とも言えないけど、まあこんな感じでいきます。
- iPhoneのカレンダーに予定追加
- Googleカレンダーに追加した予定を同期
「If This」の方をタップしてiOSのカレンダーを設定しましょう。「New event added to specific calendar」を選択してカレンダーを設定。
iOSのカレンダーは設定したから、次は「Then That」を追加です。iOSのカレンダーの設定は終わったので、Googleカレンダーを選択してやりましょう。「Quick add event」を選択したらもう完成ですね。
iPhoneのカレンダーとGoogleカレンダーを同期してみる
iPhoneのカレンダーで予定を追加したら、Googleカレンダーにも追加されるIFTTTは設定したので、実際にiPhoneのカレンダーに予定を追加してみます。
iPhoneのカレンダーに予定を追加すると、Googleカレンダーにも同じ予定が追加されました。
カレンダーの同期をしたい場合には使えそうですね。
まとめ
今回は例として以下のようなことをしたけど、IFTTTはいろんなWebサービスやアプリをつなげて連携することができますね。
- Googleカレンダーに予定を追加したら、EverNoteにその内容のノートを追加
- iPhoneのカレンダーに予定を追加したら、Googleカレンダーに同期
なんかカレンダーのIFTTT試すみたいな感じになってしまったけど、何となくIFTTTの使い方は分かったでしょうか。連携できるサービスはかなりたくさんあるから、組み合わせ次第ではいろんな作業を自動化できるかもしれません。ちなみに、自動化をしたいならMacのAutomatorやiPhoneのショートカットアプリを使うのもおすすめですよ。