google scholarとは?使い方・アラート・citations・metricsを紹介!

Google Scholarというサービスを知っているでしょうか?学術検索をすることができるサービスで様々な論文を検索することができます。論文なんてあまり見ないかもしれないけど、研究や検証を深く知りたいときに使ってみると詳細な情報を手にすることができたりします。

論文たまにみると面白いよね

google scholarとは

Google Scholarは自由にアクセスできるWeb検索エンジンです。学術論文の全文や大きなデータなど様々な出版形式(PDFなど)に渡って検索できるものです。その歴史ですが、2004年11月に英語版がβ版でリリースされたことから始まります。以降様々な学術データが検索できるようになり、査読付きのオンライン学術誌や書籍、論文、プレプリント(掲載されることを目的に書かれた原稿を、完成段階で査読の前にインターネット上のサーバーにアップした論文)、抄録や様々な団体、学術機関、企業の技術報告書など様々な学術的なデータを検索できるように進化していきました。

GoogleはGoogle Scholarのデータベースのサイズを公開していませんが、その大きさは世界最大であることは確かです。ただ、このように一見素晴らしいシステムに見えますが、ジャーナルを吟味していないことや一方的に検索対象にしてアクセス可能にしてしまう行為が略奪的だという批判も出ているサービスです。

また、無料で全文を読むことができるというものばかりではなく、商用や有料のジャーナルにリンクされている記事を読むと要約や引用のみにアクセスできだけとなっています。そのためそういった記事に関しては当然のことながら全文を読むには該当するサイトに課金を行う等の対応をする必要があります。

Google scholarはトップページの標語「巨人の肩の上に立つ」という言葉通り、膨大な論文を手に入れることで新たな研究を成り立たせてくれるGoogleのサービスです。

google scholarの使い方 

Google Scholarの使い方ですが、まずGoogle scholarにアクセスします。そこで調べたいキーワードを入力すると該当するジャーナルや論文が検索結果として表示されます。基本的には検索エンジンと全く同じになります。これ以外にも検索エンジンと同じ使い方や応用の使い方があります。ざっと紹介すると10種類の検索方法があります。

  1. AND検索・・・キーワードのすべてを含んだ検索を行う検索法で、複数のキーワードをスペースで区切って検索します。
  2. NOT検索 ・・・検索結果から除きたいキーワードがある場合に使います。除きたいキーワードの直前にマイナス記号「-」を付けて検索します。
  3. OR検索・・・どちらかのキーワードを含んだ検索を行う場合に使います。複数のキーワードの間ごとに「 or 」を入れると利用できます。別名などの同義語がある場合便利です。
  4. フレーズ検索・・・フレーズの間位に「" "」(ダブルクォーテーション)を入れることによってより厳密に指定したキーワードの検索結果を出すことができます。
  5. ワイルドカード検索・・・キーワードを「* *」で囲むと類似したキーワードを含めて検索を行います。調べたいキーワードがはっきりしないときに使います。
  6. タイトル検索・・・「intitle:」を先頭につけてキーワードを入力するとタイトルにその言葉がつくデータのみを検索します。
  7. 著者名検索・・・「著者:」と付けて人名を入れれば著者名に該当するデータが表示されます。
  8. 詳細検索・・・サイトの横にある≡のアイコンをクリックすると詳細な条件を付けて検索することができます。
  9. 出版物検索・・・前の項目の詳細検索や「キーワード 雑誌名」で検索することができます。
  10. 出版年検索・・・同じく詳細設定で検索できます。検索窓で行うよりこちらから行った方が確実です。

このような方法で利用することができます。最後に補足として詳細検索のお話しをしていきます。この詳細設定は「≡」アイコンの項目にある機能です。

ここではこれまで紹介してきたほぼすべての検索機能を備えています。すべてのキーワードを含む検索、フレーズを含む検索、いずれかのキーワードを含む検索、キーワードを含まない検索、検索対象にする箇所(記事全体か部分的かなど)、著者を指定、出典を指定、そして日付を指定(年単位)と言った機能です。

おすすめできるポイントとしてこれらを複合的に利用できるという点です。例えば出典と著者名、そして発行年の3つの条件を同時に指定して検索できます。なので、絞って検索をしたい場合は詳細検索のウインドウを出して検索するのが効率の良い検索方法と言えるのです。

google scholarのアラート機能

google scholarには便利なアラート機能があります。この機能はあらかじめ設定したキーワードが含まれる論文で新しい発表があると、自動で検索してメール通知してくれる機能です。

方法はGoogle scholarのトップページの上部から設定します。キーワードの設定を行ってアラートを作成するというアイコンを押すとキーワードのアラート機能が設定できます。

各ジャーナルのサイトでもできる場合も少なくありませんが、google scholarのアラート機能を使えば雑誌名に関係なく横断的にアラートされるので便利です。

google scholarの引用数は?

引用数ですが、アメリカの研究ではそれを2018年1月に世界最大の学術検索エンジンにしている記事、引用、特許を含むおよそ389百万の文書を含むと推定されています。

また2014年5月現在、サイズは1億6,000万ドキュメントと推定されています。 そのうち1億ドキュメントは英語で発表されたすべての論文の約80-90%の範囲に相当すると言われています。

google scholar citations とは 

google scholar citationsとは自分の論文の引用数が分かる機能です。citationsとは文字通り引用の意味で、その論文がどの程度有力なものなのかを知るための目安となります。

使い方はgoogle scholar citationsと検索を行うと検索のトップに表示されるのでそこから自身の著者名を記入し、執筆した論文のグループを選択することで利用できます。以前は限られたユーザーだけのサービスでしたが、現在は一般公開されており、自分の発表した論文の引用を調べることができるようになりました。

google scholar metricsとは

Google Scholar Metricsは5年間の論文の掲載数と被引用回数の両方を同時に評価するものです(Metricsは測定という意味)。様々な論文やジャーナルが評価されています。日本版では様々な学会誌がh5-index(過去5年間のh指数、論文数と被引用数とに基づいて、科学者の研究に対する相対的な貢献度を示すもの、h5の5は過去5年間という意味)などの評価でランキングしています。

このh指数ですが、h指数が30ある場合(google scholar metricsの日本では存在しないハイスコア)は被引用数30以上の論文が少なくとも30編あるという計算になります。

ネットの情報が信じられないときなんかには論文検索してみるのがおすすめ

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