【至高のキーボード】 「 REALFORCE CUSTOM Limited Edition R2A-JP4- BKJ」をレビュー!

東プレは、キーボード好きなら知らない人がいないほどの世界屈指の日本製キーボードメーカーです。

今回、夏のボーナスをあてに奮発して購入した東プレの高級キーボード「 REALFORCE CUSTOM Limited Edition R2A-JP4- BKJ」(東プレ × JUSTSYSTEMS 特別限定モデル)が届いたので、このキーボードの特徴や使用感等をレビューします。

このキーボードは、一太郎2019のリリースを記念して発売された東プレとJUSTSYSTEMSの特別限定コラボモデルでJUSTSYSTEMSのオンラインショップでしか購入できないものです。価格はJUSTSYSTEMS会員優待で23,999円(税込)とキーボードとしてはかなり高額になります。

早速ですが、開封してみましょう。

なんか凄そうなキーボード感

REALFORCE CUSTOM Limited Edition R2A-JP4- BKJ開封

流石、2万円以上するキーボードです。本体のほか、交換用キートップ、キートップ引抜き工具、APC機能用キースペーサーと付属品も充実してます。

また、キーボード自体の重さが1.4㎏あり、他のキーボードに比べてかなり重たいので、箱から取り出すときは注意しましょう。私は片手で取り出そうとして、危うく新品のキーボードを床に落としてしまうところでした。

それでは、外観をみていきましょう。

REALFORCE CUSTOM Limited Edition R2A-JP4- BKJの外観

当モデルは、東プレ製品「REALFORCE R2A-JP4- BK」(以下、ベースモデル)をベースにカスタマイズされているため、筐体やキートップの形状・素材・色などは同じですが、外観上、以下の3点が専用カスタマイズされています。

 レッドカラーキートップ

ベースモデルのキートップは全て黒色ですが、当モデルは一部のキートップを、同梱されている赤色(素材は同じ)のキートップと交換できます。黒色基調の中で赤色が良いアクセントになってとてもかっこいいです。

 かなあり印刷

ベースモデルのキートップはかなが刻印されてませんが、当モデルではかなも刻印されており、かな入力でタイピングされる方には嬉しいカスタマイズじゃないでしょうか。

LEDインジケータ周辺が黒色

ベースモデルの LEDインジケータ周辺は薄い金色ですが、当モデルは黒色にカスタマイズされていて、こちらもかっこいい仕様になっています。また、LEDインジケータは7つの色から好みに応じて設定でき、点灯の有無により一目でLockの状態を確認できるのも大変便利です。

次に仕様をみていきましょう。

REALFORCE CUSTOM Limited Edition R2A-JP4- BKJの仕様

静電容量無接点方式

静電容量無接点方式こそ東プレキーボードの一番の特徴と言えるでしょう。こちらの方式は東プレ独自の方式で、パンタグラフ方式やメンブレン方式、メカニカル方式とは大きく異なり、構造上、物理的接点がないため、チャタリングも起こりえず大変耐久性が高いという特徴があります。金融機関やデーターセンター等で広く採用されていることから、その耐久性の高さは折り紙付きといえるでしょう。

打鍵感

打鍵感も独特で「フェザータッチ」と例えられています。

実際にタイピングした感想ですが、メカニカル方式のカチッとスイッチが入るような感覚とは全く異なり、底に向けて柔らかく落ちていくのが実感できる不思議な感覚です。適度な反発もあり、とてもクセになるキータッチでタイピングするのが楽しくなり、東プレのキーボードを使うと他のキーボードが使えなくなるというのも納得できました。

打鍵音

次に打鍵音について見ていきましょう。周りに同僚がいる職場等で利用する場合、気にされる方も多いのではないでしょうか。当モデル含め静電容量無接点方式の打鍵音は、ゲーミングキーボードに代表されるメカニカル方式よりは音は小さいですが、パンタグラフ方式やメンブレン方式の一般的なキーボードより音は大きいです。

ただ、キーボードの音として一般的に表現される「カタカタカタ」や「カチャカチャカチャ」といった音とは異なり、「スコスコスコ」といったクセになる打鍵音で大変心地よく、この独特な打鍵音も東プレ製品の魅力の1つだと思ってます。音が気になる方は、打鍵音が約30%削減された静音モデルもありますので、そちらを検討するのが良いでしょう。

日本語配列、テンキー有り

東プレ製品には、US配列と日本語配列、テンキの有無によりフルキーボード(有り)とテンキーレス(無し)がありますが、当モデルは日本語配列のフルキーボードになります。

私はローマ字日本語入力がメインで、かつ仕事で数値を入力する機会が多いため、日本語配列のフルキーボード一択です。英語配列は、アルファベット入力とローマ字入力の切り替えを行う「半角/全角」キーが無かったりキー配列も特殊であるためローマ字日本語入力には不便なことが多いので、プログラミング専用やPCゲーム専用の用途でない限り、日本語配列を選ぶのが無難でしょう。

押下キー荷重はALL 45g

押下キー荷重はキーを押し込むのに必要になる力(重さ)のことであり、一般的なキーボードは50g~60gが多いです。当モデルはALL 45gで、一般的なキーボードより5g~15g軽めに設定されているため、キー入力はとても軽快で高速入力が可能です。また、キーが比較的軽いため手首・指への負担が小さく、長時間タイピングした際の指の疲れが劇的に軽減されました。

余談になりますが、東プレのキーボードにはALL45gのほか、ALL55gとALL30g、変荷重の4つのラインナップがあります。

ALL55gはしっかりとした入力感を求めるハードパンチャーやゲーマー向けで、好みもあるかもしれませんが長時間の文字入力には重すぎる印象です。一方で、ALL30gは手首・指への負担が小さく、長時間タイピングする方には向いているかもしれませんが、指を置いただけで反応するレベルの軽さのため誤入力が多くなり、私には合いませんでした。

変荷重は、キーの場所によって重さが異なるタイプで、他の指より力が弱い小指・薬指で打つキーは30g、その他は45g、55gに設定されています。文字入力にしかキーボードを使わない人には最適かもしれませんが、ゲームには明らかに不向きです。

初めて東プレのキーボードを購入する方やオールラウンドにキーボードを利用する方であれば、ALL45gを選ぶのが無難でしょう。

APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能とキースペーサー

アクチュエーションポイントはキーを押込んだ際にキーが反応する位置のことで、当モデルでは個別キーごとに1.5mm、2.2mm、3.0mmの3段階で調整ができます。高速入力したいキーを1.5mmに、不意な誤入力を防止したいキーを3.0mmに設定することで最適なキー入力が可能になります。

1.5mmと2.2mm、2.2mmと3.0mmの違いを体感できる方は少ないと思いますが、1.5mmと3.0mmを比較すると、1.5mmに設定した場合の反応の速さをしっかりと体感できます。

私の場合、ブラインドタッチが未熟なため、反応が速い1.5mmだと誤入力が散見されるので、文字入力時には全キー2.2mmに設定しています。また、FPS等ゲームをする時には、移動に割り当てたキーを1mmに設定して反応を早め、アイテム切替等に割り当てたキーを3mmに設定して誤入力を防止してます。APC機能は文字入力だけでなく、ゲーム等にも活用できる便利な機能として大変おすすめです。

また、当モデルには2mmと3mm厚のキースペーサーが付属されており、キートップの下に装着することでキーストローク(キーを押込める深さ)を調整できるため、APC機能と合わせることで、より高速な入力が可能になります。

キースペーサーを装着するには、付属のキートップ引抜き工具を用いて全てのキーを外さなければなりません。キートップに引抜き工具を引っ掛けて、力強く垂直に引っ張るだけで外れるのですが、数が多いのでそれなりに大変な作業になるでしょう。

また、キーの刻印が薄いため、キースペーサーを装着後、キートップを元の配置に戻す作業も時間がかかり、私は1時間くらいかかりました。

骨の折れる作業でしたが、2mmと3mmのキースペーサーをそれぞれ装着してみました。

3mmのキースペーサーを装着すると、非装着時のキーストロークが4.0mmに対して1mmとかなり浅くなるため、打鍵感がほとんど無くなります。例えるなら、ノートPCのキーボードを叩いているような感じで、私の好みでは無かったです。

一方で、2mmのキースペーサーを装着すると、キーストロークは2mmになり浅さが非装着時の半分になります。打鍵感も適度にあり、キーストロークが浅くなることでタイピングの高速化が実感できるほか、柔らかめのキースペーサーがクッションになるため若干静音化され、打鍵感も柔らかくなる印象です。

私はゲーム等でアクチュエーションポイントを3mmに設定することがあるため、キースペーサーは使用しませんが、2mmのキースペーサーの装着はかなりおすすめです。

ステップスカルプチャー構造

上の写真の様に、各列に段差があるステップスカルプチャー構造が採用されています。この構造のおかげで、指の動きにキートップがフィットするのでブライドタッチも大変やり易いです。ただ、指を上下左右平行に移動させながらタイピングする方は、キートップの段差に指が引っ掛かり、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

昇華印刷(黒)、PBT素材

当モデル含む東プレの製品は機能面のみならずキートップにもこだわりがあります。素材には耐久性・耐熱性・耐摩耗性の高いPBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)が採用され、昇華印刷によりキートプの文字が消えにく仕様になってます。

同じキーボードを長年使っていると、キートップが割れたり、文字の刻印が薄くなることが多々あるので、一番触れる機会が多いキートップの耐久性が高いのもおすすめできるポイントです。

本体重量1.4㎏

キーボード本体の重量は1.4㎏とかなりの重さがあり、初めて持ち上げたときはビックリするかもしれません。ただ、軽いキーボードだと、タイピングやゲームをしている時に本体がズレたりしてストレスになるため、頻繁に移動させるものでもないですし、この位の重さの方が本体の安定感が増して使いやすいです。

ATOKショートカットキーを搭載

JUSTSYSTEMS製品「一太郎」「ATOK」ユーザー向けに「単語登録」、「お気に入り文書」、「ATOKメニュー」の3つのショートカットキーが標準搭載されてます。ベースモデルには無い当モデル限定の仕様で、同社製品ユーザーには嬉しい便利な機能でしょう。

私はATOKショートカットキーを使う機会が無いですが、キーボードを利用するうえで邪魔になる機能でもないので、同社製品ユーザーじゃないからといって気にする必要は無いです。

まとめ

外観と仕様の両面から、「 REALFPRCE CUSTOM Limited Edition R2A-JP4- BKJ」の魅力をみてきました。快適なキー入力を実現する至高のキーボードで、買って後悔どころかもっと早く買っておけば良かったと思うほどです。

金額が2万円以上するため、購入に踏み切るには勇気がいるかもしれませんが、5年~10年は故障なく快適に使える耐久性に加え、万が一の故障に対するメーカ修理対応もしっかりしていることを考えると、長い目でみて高い買い物ではないと思います。

これを機に、是非購入を検討されてはいかがでしょうか。

え、普通に欲しいんだけど
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