
「スマホ中毒じゃないの?」と思われる中学生が少なくない昨今、中学生の本分勉強もスマホで出来ちゃえば、ストレスが軽減されるでしょう。特に理数系じゃない中学生にもオススメの素敵な勉強スマホアプリをご紹介します。

中学生から使える数学の勉強アプリ3選
数学は今も昔も、嫌いな人は嫌いな教科の一つですよね。これを勉強アプリを使って楽しく学習できれば最高です。厳選した数学の勉強アプリを3つご紹介します。
【Photomath】計算問題を撮影すると答えが表示されるアプリ
カメラを使った無料の数学の勉強アプリです。使い方はスマホを問題の真上に持ってきてパシャっと映すだけです。そうすると、答えはもちろん、手順と言う項目があるのでタッチすると途中式もちゃんと表示してくれます。
これすごいですよね。アプリが勝手に認識して結果を出してくれます。因数分解とかだと途中式も書かないと×なんて場合があるので助かりますよね。
苦手な人が宿題なんかが、間に合わないなんて時はフル活用出来ます。やってはダメですけど。自分で問題をちゃんと解いて答え合わせに使うのがもちろん一番です。
一度、撮影した問題は履歴として保存されて再度見ることができますので、苦手な問題を振り返ったりもできますね。連立方程式はもちろんのこと、複雑な数式にも対応しています。
文章題には使えませんが、とにかく簡単な計算問題で点数をかせぎたい練習したいなんて人には特におすすめです。昔はもうお手やげという問題が出て来てしまったら「ああもうやーめた」となっていたような場合でもこんなアプリを活用すれば自分一人でもモチベーションを保って勉強できるのではないでしょうか。

【クァンダ】5秒以内にどんな数学の問題でも解説が
クァンダは計算問題だけじゃなく、図形などあらゆる数学とほか科学の問題に対応した無料アプリです。分からない問題をパシャッと撮影して検索すると5秒以内に名門校の大学生から回答と詳しい手書きの解説やポイントについてのアドバイスなどが送られてきます。
アプリで問題を撮るだけでこんな簡単に解説を教えてくれるんです。チャットでリアルタイムに質問をすることもできて、応答的なやりとりが出来るのも魅力です。
独学でやっている時などにクァンダを使えばまるで、トライの家庭教師がつきっきりで教えてくれているかのように学習できるのです。モバイル家庭教師なんていう言い方もされていますが、AIは問題を認識して生徒と教師を結び付けてくれます。AIが教えてくれるという訳では決してありませんが、AIの力なくしてはこの教師と生徒の関係は成り立ちません。AIあってのモバイル家庭教師なのですね。
考えに考えて分からなかった問題、答えを見てもなんと分からないチンプンカンプンなんて時はこのアプリで検索してモバイル家庭教師に教えてもらったらいいのです。モバイル家庭教師の質は東大、京大、早慶の理数系の大学生と歌われているので信じてどんどん質問しちゃいましょう。子どもに質問されて分からないお母さん、お父さんもこっそり利用するなんてことも出来ますね。

【立体学習あぷり】 立体が苦手な中学生におすすめしたい視覚から理解するアプリ
数学全般は苦手じゃないんだけど、立体の問題だけはどうしても苦手という人は少なくないですよね。有料にはなりますが、立体学習あぷりは目の前に立体を置いて、好きな向きに回転させたり、ナイフでスパッと切断して断面を見たり、手で開いて展開させたり目の前でやっているようないイメージで立体図形を扱いながら理解しようというアプリです。
苦手な人はテストに立体図形が書いてあるのを見ただけで「もうだめだ」とモチベーションが下がってしまうなんて人も多いですよね。例えば、立方体の切断面を答えるなんて問題だと、問題文の中の点とかを結んで線を引いたとしても思考が停止してしまうなんてことになってしまいます。それが、実際にスパッと切ってその形を一度見れば問題に出てきたときにそれを思い出して正解に進めるなんてこともあるでしょう。

以上が中学生にオススメの数学の学習アプリ3選になります。計算問題の「Photomath」、あらゆるジャンルのモバイル家庭教師から難問を教われる「クァンダ」、立体図形をリアルに扱う「立体学習あぷり」の3つをご紹介しました。
中学生が理科を好きになる勉強アプリ3選
数学が嫌いな人で理科も嫌いという人は当たり前のように多いのではないでしょうか。数学が出来ないんだから理科もだめと開き直っている人も。そんな中学生にオススメしたいアプリをご紹介します。アプリを使って理科だけでも面白くなって好きになってしまいましょう。
【あそんでまなべる 人体模型パズル】
数学とか理科は嫌いだけどパズルは大好きなんて人にオススメなのが、「あそんでまなべる 人体模型パズル」です。このアプリで遊びながら人体について細かく理解することが出来ます。大人でも自分の内臓の位置が全て分かる人の方が少ないのではないでしょうか。一般常識という意味でも内臓、骨に関する知識は持っていて絶対損はありません。
アシストボタンが常に表示されているので、分からない時はそれを押せば正しいピースまでナビゲートしてもらえます。初心者でも解説を見ながらレベルに合わせて気軽にスタート出来ます。徐々にスピードを上げて行って世界の人たちとオンライン上で競い合うことも出来るのでモチベーションも上がりますよね。

【BEAKER by THIX】学校で出来ない化学実験にチャレンジできるアプリ
学校でやるような、ビーカーを使った化学の実験がリアルに楽しめるアプリです。スマホ自体がビーカーになってしまいます。スマホを傾けると液体がその方向に動いて見えてとてもリアルです。
化学物質は140種類もあるので、中学校の理科室の実験の比ではありません。とんでもない組み合わせで混ぜてしまった日にはもの凄い音で爆発するなんてことも起こり得るので、そうならないためにも予め混ぜて大丈夫なのか調べてみよう、なんて気にもなるかもですよね。
そんなことをしているうちに、元素記号なんかも自然に覚えられたりすること間違いなしです。物質をセレクトすると式も出てくるので式も覚えられます。爆発させちゃった実験の物質の方が式や元素記号が記憶に残ったりするもんですよ。

【NAMOO–植物の神秘】植物について理解を深めるアプリ
理科の教科書や資料集に出ている図が動いて、解説を読みながら深く植物について理解することが出来るアプリです。内容にボリュームはありませんが、植物の基本的な生態が網羅されています。実際に手で触っているようなイメージで植物の世界をズームインして体験できます。癒されるような効果音で植物が生きているんだなという雰囲気を十二分に味わえます。
光合成など中学校で理解すべき中心的な内容なんかは温度や時間を自分で変更して、どんな状態の時に一番植物はさかんに光合成をするのかなどを能動的に視覚と聴覚で理解できます。現実のプランターに水をいつやったらいいのかなんかも理解することが出来ますよ。

以上が中学生が理科を好きになる勉強アプリ3選でした。骨や内臓を組み立て人体を作り上げる「あそんでまなべる 人体模型パズル」。思い思いの実験を楽しめる「BEAKER by THIX」。視て、聴いて、触って植物の生態を体験する「NAMOO–植物の神秘」の3つを紹介しました。
まとめ
中学生にオススメの数学と理科の勉強アプリを見てきました。数学が嫌いな人は理科も嫌い、数学が苦手な人は理科も苦手と言われないように、スマホゲームをやるついでに勉強アプリを使って数学か理科どちらか、または両方好きになってしまえたら良いですよ。
