SNS疲れとは?その効果的な対策方法を紹介!

インターネット普及しスマートフォンが世の中を席巻し出してから、爆発的に広がり続けるSNS(ソーシャルネットワークサービス)。現在ではSNSの種類も豊富で、子どもや若者から高齢層まで誰もが気軽に参加できるようになりました。しかしそんな中「SNS疲れ」を発症する人が増えつつあります。

あんなに楽しかったSNSが今はもうつまらない、逆にストレス、でも辞められない・・・。そんなSNS疲れにならないために、SNSとはそもそも何かという原点に戻ってみてはいかがでしょうか。そうすることでSNSとのうまい付き合い方が見えてくるはずです。

SNSとはどんなもの?

元祖SNSは学級だよりや回覧板

そもそもSNSの本来の良さとは何でしょうか。昔は学校からお知らせがある時にはプリントが配られていました。学級だよりのように、どんなイベントがあるか、何が必要か、豆知識的な情報が掲載されていたりもしました。地域でいうと回覧板がそれにあたるしょう。

見た人はサインをして、次のお宅に回覧板を回してお知らせの共有をしていました。この学校からのお便りや回覧板というサービスは、学校や地域といった「コミュニティグループ(社会的な繋がり)の中で、お知らせという有益な情報を共有する」目的で作られている、いわば現代のSNSに繋がる原点なのです。

SNS本来の目的を考えてみる

本来SNSはとても便利でメリットが大きいサービスです。インターネット上にいる世界の誰でも繋がることができます。趣味趣向の合う人、疎遠になってしまった昔の友人、出会いを探して繋がることも簡単にできます。

グループを作りお互い趣味にしているモノやコトの情報を共有して更に知識を深めることもできれば、旅行やライブツアーに参加したり、ビジネスのやりとりをすることもできるなどSNSの可能性は幅広くあります。昔の方法では繋がらなかった人たちとの交流が持てる自分の欲しい情報がスピーディに手に入る、コメントして感謝や意見を伝えたり、自分もその発信者になって他の人に教えることもできる、こういったことがSNSを利用するメリットであり、本来の目的ではないでしょうか。

SNSの種類から見るSNS疲れのあれこれ

遠いけれどリアルな存在と繋がる負担

SNSの代表格であるFacebookは基本的に本名で登録するため、疎遠になってしまった友人や職場や地域の知り合いと繋がるケースが多くあります。友人のリア充度が気になりすぎて鬱になる、親しいとまでいかない知人から友達承認を求められてストレスを感じる、誰かの誕生日になるとコメントをしなければならないいいねをしなければならないといった強迫観念など、特に見知った顔との繋がりの場であるため距離感の近さがストレスを感じる大きな理由です。そのためFacebookによるSNS疲れは、相当な心理的負担と感じる人も多いことでしょう。

信者となるか教祖となるか、ネタ探しに奔走

Twitterとインスタグラムは、自分の好きなミュージシャンや作家、興味のあるイベント団体などをフォローして (信者になる) 繋がるスタイルと、自らが面白いネタや動画、素敵な写真などを発信する (教祖になる) スタイルがあります。

前者の場合、好きなモノコトであればあるほど常にそこから発信されるツイートの内容をチェックし続ける依存状態になりやすく、その中でのやりとりや反応で一喜一憂することもしばしば、体力的にも疲れてしまいます。後者の場合は、多くのフォロワー(信者)を増やすために常にネタを探し、いいねをもらうために写真を撮るなどの行動がSNS疲れに繋がってしまいます。

拒否権無し受け身の強要、辛い既読チェック

LINEは連絡手段に欠かせないSNSですが、メッセージのやりとりをするからこそ既読スルーだとか、未読だとか、すぐにレスポンスを返さないといけないという焦燥感にかられます。LINEで連絡する相手の年代によってスタンプや絵文字などの使い分けをいちいち考えたり、写真や動画を受信すると常に表示されてしまうので何となくウザったく感じたりもします。

他のSNSがどちらかというと能動的なのに対し、LINEは受動的なSNSなので拒むことが難しく、精神的な消耗が激しいSNSの一つかもしれません。

新しいタイプのSNSも続々と登場

短い時間の動画を投稿して楽しむTikTokは新しいタイプのSNSで、特に若者に人気があります。こちらもいかに出来の良い動画を投稿するか、動画を可愛くカッコよく見せたいなど、若者ならではの盛り上がりを見せています。しかし
そこにも、知っている大人が異なった目的で介入してくるのがストレスと感じるなど、新しいタイプのSNS疲れもあるようです。

SNS疲れにならないための対策方法

SNSを利用する意図を変えてみる

ただの回覧板やお知らせ機能、という位置づけでSNSの利用をすると、本来のSNSをするメリットだけを享受できます。SNSを使うのは自分にとって有益な情報だけを集める時だけ、と使う用途を限定してしまえばいいのです。それだけを目的としてSNSを利用してみると様々なストレスから解放されていきます。

SNSを利用する時間を限定する

自制心が必要になりますがSNSをやるのは1時間だけ、と決めておくことも効果的です。ただし夕食後1時間だけ、のように自由な行動ができる時間帯ではなく、朝の通勤時間帯だけ、昼休憩の時だけ、夕食前の1時間だけ、など「次に何らかの行動をしなくてはならないという時間帯」に限定すると良いでしょう。嫌でもSNSの閲覧を止めなくてはならないので、自分に甘い人でもコントロールが効きやすくなります。

他人の承認欲求に惑わされない自己承認を

きらびやかな写真、羨ましいと思う投稿内容、SNSを通じて他人の動向を垣間見て、自分と比較してしまい落ち込むケースがあります。しかしそれはその人の切り取られた一部分だということを理解しておく必要があります。人間誰でもある程度の承認欲求があります。

自慢したいからこそ拡散している情報なので、それが全てだと思わないこと、また自分は自分でこれで十分、という自己承認できるようになると、他人の投稿内容が全く気にならなくなります。

最終手段は一切のSNSを「一時的に」止めること

それでもSNSをうまく扱えず、SNS疲れを引き起こしてしまう場合の最終手段は止めてしまうことしかありませんが、一切のSNSをいきなり止めるのではなく、「一時的に」止めてみることが最善の対処法です。なぜ一時的に止めるのかというと突然全ての繋がりを切ってしまうと、後々必ず後悔してしまうことが多いからです。

SNS疲れは何もSNSだけが原因で引き起こしているわけでもありません。職場や学校などでの人間関係や、仕事や勉学で行き詰っているなど他の要因も重なり、精神的にあまり元気がない状態で合併症のように起こることもあるからです。そんな時に感情的になって一切のSNSを止めてしまうのはおススメできません。

SNSは一度止めてしまうとアカウントの再登録はもちろん、今まで繋がっていた人たちとの交流記録も消えてしまいますし、もう二度と繋がらなくなってしまうということもあります。そうなっては後悔先に立たずです。

まとめ

SNSは過度な利用頻度、それによる依存、SNSに対する目的意思などによっては身体的にも精神的にも疲れてしまうだけのものになってしまいます。しかし、本来SNSは上手に扱ってつきあうことができれば、あらゆる人やあらゆる分野に繋がりを持てる素晴らしいコミュニケーションツールです。

世界中誰とでも繋がれる距離感の近さ、情報収集のスピード、自分自身が発信者となれる喜びなどメリットはたくさんあります。リアルな世界での繋がりも大事にしつつ、バランスを保ってSNSをうまく利用していくことが大切なのです。

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